レーサーズ Vol.41 VTR1000SPW (書籍) 通販 - ホビーサーチ 雑誌・資料集

●次号RACERSは大治郎もロッシも駆ったV2マシンホンダのVTR1000SPWです。
●全日本選手権がTTF-1からスーパーバイクレギュレーションに変更されたのが'94年。
●世界に準じ2気筒なら1000cc、3気筒は900cc、4気筒なら750ccと気筒別に排気量が制限され、’82年以来V4エンジンを使用し続けたホンダでしたが、V2海外勢との250ccの排気量差は如何ともしがたく、2000年よりV2エンジン搭載車VTR1000SPWをデビューさせます。
●パーツ点数の減少によりエンジン重量の軽量化とビッグボア（気筒数減少）による高トルク化(但し、見かけ馬力は低下しますが…)を果たしたマシンはジョン・コシンスキーによりタイトルを獲得します。
●そして、加藤大治郎、コーリン・エドワーズ、そしてバレンティーノ・ロッシらにより鈴鹿8耐にも登場し、大活躍をします。
●カテゴリー創設当時まま、気筒別排気量は性能の均衡をとっていた筈でしたが、2000年を超えて頃よりV2勢が表彰台を独占する状況となり、レギュレーションの不均衡が顕在化し、遂に2004年にレギュレーションが改定されます。
●4気筒エンジンの排気量も1000ccとなると、ホンダは重量物を集中させ易い4気筒エンジンに回帰してしまいます。
●僅か4年で活動期間が終了したVTR。コンセプト大転換で生まれた「短くも濃密だった」開発史をRACERSが掘り下げます。
●パッケージサイズ/重さ : 28.5 x 21 x 0.5 cm / 409g