こんにちは。木曜担当の者です。
ブログをご覧のみなさん、“流鉄”という小さな鉄道をご存知でしょうか。
(鉄道のご趣味を嗜まれている方は、そんなの知ってて当然とのお声が
聞こえて来そうですが…。) ご存知でない方のためにご説明いたしますと、
千葉県の松戸市と流山市を結ぶ、全長5.7kmのローカル線です。
駅の数も、たったの6駅。2~3両編成の電車がトコトコ走っています。
流鉄沿線は上野から常磐線で30分程度+乗り換え数分で着く場所なので、
開発が進み住宅地となっておりますが、のどかな風景も残っています。
春は桜並木の脇を通る場所があって、お花見にも最適です。
つい最近までは“総武流山電鉄”という社名でしたが、
現在は“流鉄”という名前になっております。
流鉄では使っている電車が全部で5本あるのですが、
1本ずつカラーリングが違い、しかもそれぞれに愛称が付けられています。
一般公募なんだそうですが、現在は、イエローの「なの花」号、
ブルーの「青空」号、オレンジの「流星」号、グリーンの「若葉」号、
そしてブラウンの「明星」号。なんだか戦隊モノみたいですが。
かつては、スカイブルーの「流馬」号ですとか、
シルバーの「銀河」号、レッドの「あかぎ」号といった電車もいましたよ。
ちなみに、バンダイからはBトレインショーティーが発売されております。
なんとも、可愛らしい電車だと思いませんか。
しかもショーティー化されていてもあまり違和感が無いというのも、
流鉄らしいというところだと思います。
普通にNゲージとしてスケールダウンすると、
総武流山電鉄2000系 「明星」「なの花」 (5両セット)
となります。かつてMICRO ACEから発売されておりました。
そんな流鉄ですが、ブラウンの「明星」号が今月の末に引退することになりました。
実は「明星」号は西武線から嫁いできた電車なのですが、
4月29日にさよなら運転が行なわれる予定です。
お近くの方、流鉄ファンの方、そして西武線ファンの方、
ぜひお見送りにいってあげてください。
ちょっぴり悲しい話題ですみません。
でも、風の便りによると、冬には新しい電車がやってくるそうです。
(イラストを見ると、やっぱり西武線から嫁いで来るようですが) どんな愛称が命名されるのか楽しみですね。
本日の担当:木曜日の人(仮称)