難攻不落の名城

プラモデル
トメ子
難攻不落の名城
ごきげんよう、トメ子です。

ホビーサーチには様々な商品があります。
割と多くの人に知られている定番品から、たまーに売れていくマイナーなモノまで多種多様です。

今日はその中でも「これは買うのに覚悟が必要だなぁ」と思わせるものを紹介しましょう。



1/144 熊本城
熊本城

(;゚∀゚)・・・。
1/144って……ガンプラ、並べられますよね。

どれだけでかいのでしょうか?

●全高:約295mm
●全幅:約400mm

……部屋の狭いトメ子には無理ですね。( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \


さて。ここで熊本城って何?という人の為にざっと説明しましょう。

昔々、戦国時代の中期~後期頃。天下人・秀吉子飼いの家臣であり、築城の名手と言われた加藤清正という武将がいました。その清正公が築いた居城が熊本城です。

秀吉死後、天下の趨勢を巡り全国の大名を巻き込んだ関ヶ原の合戦が勃発します。
清正は西軍の石田三成と不仲であったことから、関ヶ原では徳川家康率いる東軍側で参戦しました。しかし家康に恭順の意を示しながらも秀吉への忠誠は依然変わらず、秀吉の遺児・秀頼に何かあった際は熊本城に招き、匿うつもりであったと言われています。
その清正も数年後に病で倒れ(※密かに毒殺説などアリ)、幼主と城を残して亡くなってしまうのですが。

そんな熊本城ですが、実際に戦火を経験するのは明治時代を迎えてからのことでした。
篭城側は政府軍四千、攻め手は西郷隆盛率いる一万四千。
日本最後の内戦とも言われる、西南戦争のことです。

この戦いにおいて、熊本城は数に優る西郷軍を一兵たりとも寄せ付けなかったそうです。
特に「武者返し」と呼ばれる曲線を描く石垣の積み方は、見た目の美しさもさることながら、戦時には登ることが難しく、難攻不落の城たらしめる要因でもありました。


……

と、熊本城がいかに凄いか語ってはみたのですが。
ここまで大きいと飾る場所もちゃんと確保しないと大変ですし、
何より定価25000円(税抜)というのがものすごく覚悟を要求されますね!!

ですが、1/144スケールだけあって内部構造まで再現されている等、これまでの城プラモに無い魅力を備えていることも確かです。
城の内部に興味があるよ、という人や熊本城が好きで好きで堪らない人にはオススメかもしれません。

担当:トメ子@風雲たけし城の立体化希望



~どうでもいい話~
個人的には清正公関連なら鎧のほうが気になっていたりします。所謂、片肌脱二枚胴というヤツですね。
これに片鎌槍が付属していたら完璧なんですけれども……。

加藤清正 鎧 (金屏風付き)
清正公・鎧
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