コンテナ買いーの……。
フタ開けーの……。
コンテナ並べーの……。
コキに載せーの……。
トツギーノ!
というわけで、こんばんは。
唐突にバカリズムさんのネタを
パクって応用してみたカピの塚です。
今週は、HOGARAKADOU(朗堂)の人気商品、
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UF42A タイプ コンテナ ランテック (3個入り)
のご紹介です。
現在の日本の鉄道貨物輸送での主役はコンテナです。コンテナには、様々な大きさ・長さ・用途があります。
コンテナとは荷物を載せて運ぶための大きな容器です。鉄道用の場合、貨車に載せて線路上を行き来するだけではなく、そのままトラックや大型トレーラーに載せ替えることで、道路でも運ぶことができます。当然といえば当然ですが。
鉄道用コンテナはかつて国鉄・JR貨物が所有するものでしたが、最近では運送会社、食品会社など様々な企業が所有するようになり、所有者のロゴやイラストが描かれて大変賑やかになりました。
鉄道模型においても、様々な鉄道用コンテナが商品化されており、コンテナ貨車を発売しているKATO(カトー)、TOMIX(トミックス)は当然として、HOGARAKADOU(朗堂)やPlatz(プラッツ)からも載せ替え用にコンテナが発売されています。
先ほどの、UF42A タイプ コンテナ は、31ftクラスの大型コンテナで、コンテナ貨車1両あたりに2個まで載せられます。
ランテックは九州を拠点に全国へ冷凍食品・冷蔵食品を運ぶ専門の物流企業で、冷凍/冷蔵に対応したコンテナやトラックを数多く所有しています。いわば、食品運びのプロであります。
このUF42Aコンテナもその多くはランテックが所有しています。
注目すべき部分といえば、ここです。パッケージの窓からは見えないこの部分にこのコンテナ最大の特徴があります。
普通のコンテナには積荷を載せるスペースしかありませんが、UF42Aコンテナには、端の部分になにやら機械が装着されています。食品の鮮度を保つ為の機構でして、発電機で冷凍機を稼動させているわけです。
ランテックのコンテナの凄いところは、GPSが搭載されており、コンテナが現在どこを移動中なのか、コンテナ内の温度はどうなっているのか、常時監視・管理することができます。電源のON/OFFから温度管理まで、遠隔制御ができるというのは食品の鮮度を保つ上では大変重要ですね。
拡大写真で読めるでしょうか、「GPS温度管理システム」と下のほうに書かれています。
ちなみに、最近の新型コンテナにおいては免振システムまで導入され、貨物列車で移動中でも荷物が揺れで痛まないように配慮されているとか。ランテックのコンテナの話題はワールドビジネスサテライト(経済ニュース番組)でも取り上げられていましたが、あまりにもハイテクなコンテナを、しかも自社開発して導入しているという、なんとも先進的な会社であるといえます。
ランテックという社名は「Run」と「Technology」を合体させた造語だそうで、いわば“走る技術屋”といった意味でしょうか。
さて、UF42Aコンテナはその大きさの関係で、コキ100系(コキ100形~コキ107形)に積載が限定されています。というわけで、模型でもコンテナの買い足しを検討している方は、適宜該当するコンテナ貨車を探してみてください。→
こんな感じで検索どうぞ
なお、31ftコンテナはHOGARAKADOU(朗堂)の場合3個セットです。コキ100系はどれも31ftコンテナは2個までしか積めません。これを踏まえて、何両のコンテナ貨車が要るのか計算しないといけません。日本でのコンテナ貨物列車は、最長で20両編成です。コレクションしている方のお家の貨物ターミナルは、コンテナ貨車とコンテナ、どっちが多くなってしまうのか気になりますね。
最後に、手元にあった機関車と貨車でヘンテコな貨物列車を組成して写真をパチリ。
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国鉄 EF65 0形 電気機関車 (2次形)
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JR貨車 コキ104形 (コンテナなし)
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UF42A タイプ コンテナ ランテック (3個入り)
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国鉄貨車 ワラ1形
今、あなたがブログを読みながら食べているその料理。
食材のどれかは、こうした運送業者さんの日々の努力により鮮度が保たれたまま運ばれています。
運送業者さんにも感謝!
担当:カピの塚@今夜の食わず嫌い王決定戦、見たかったな~。