【そら】たまには宇宙の話でも【スペース】

プラモデル
トメ子
【そら】たまには宇宙の話でも【スペース】
「本気」と書いて「マジ」と読ませるのは、一体誰が考えたのでしょうか。
ごきげんよう、トメ子です。

日本語には様々な読み仮名、当て字が御座います。

「惑星」或いは「地球」と書いて「ほし」と読んだり、
はたまた「宇宙」と書いて「そら」と読むこともあります。
……尤も、国語の授業で習うようなマトモな読み方ではありませんけれども。

今日はそんな「そら」を行くメカを紹介しましょう。


スペースシャトル オービター
日本人が宇宙に行くならこれ

みんな知ってる宇宙船の代表格。使い捨てではなく、行って帰って再利用することを考慮した宇宙船です。
人類が製造した中で、最も複雑な機械と言われているとかいないとか。
多くの実績を残している船ですが、一方でチャレンジャー号とコロンビア号による二度の大事故を経験しており、夢はあるけど危険性も伴なう乗り物です。

2011年に全機退役するという話がありますが、その場合、ISS(国際宇宙ステーション)とやりとりするにはロシアのソユーズ等に頼るしかなくなってしまう為、引退を延期しようという案もあるようです。

さてさて。キット自体は割と昔からある定番品です。
商品名はオービターですが、デカールでディスカバリー、アトランティス、エンデバー等の作り分けができます。
今月中にも再販される予定ですので、プラモデルでスペースシャトル作りたいぜー!という方はいかがでしょうか?


惑星探査機 はやぶさ
宇宙開発はフロンティア探しに似てる

こちらはつい最近話題になったはやぶさ。
大気圏突入時、燃え尽きる直前に残した最後の写真がちょっと感動モノです。
話題性が高いせいか売切と再入荷を繰り返しておりますが、2010/9/17現在多少の在庫が御座いますので、買い逃していた方は是非是非。


スペースシャトル エンデバー号
大人向け超合金玩具

今度はプラモではなく完成品の紹介です。
超合金ですから重量感もたっぷり。

ちなみにこちら……

ゴゴゴゴ

光ります。

お部屋を暗くして、キュピーンと光らせるとカッコよさ満点です!
個人的にはドライアイスを炊きたいですね。

バンダイさんの「大人の超合金」シリーズは、お値段もかなりアダルティ(?)です。
(正直、子供には厳しめかもしれません……)

ホビーサーチでは愛と勇気と企業努力により、
現在30%OFFでご予約を賜っておりますので、よろしければこの機会にお求め下さい!


そうそう。
先日ホビーショー関連の商品が一斉予約開始されましたが、
その中にはこんなモノも居ます。

スペースシャトル & ハッブル宇宙望遠鏡
巨大スコープに太陽電池がくっついたようなモン

( ゚∀゚)o彡°ハッブル!ハッブル!
……等と、どこぞのネットスラング風に表現してみましたが。

広大な宇宙を超高解像度で映しだせるという、スーパーウルトラグレートな高性能天文台です。
地上と異なり大気や天候に影響されない為、より詳細な観測が可能なのだとか。
しかも地表から約600kmという比較的近い軌道にいる為、スペースシャトルで人員を派遣してメンテナンスもできました。
打ち上げから20年もの間、天文学に関する様々な発見を成し、未だ現役で活躍中という働き者です。

現在、ハッブルの後継機が開発されているそうですが、こちらは地球からかなり離れた軌道に配置されるらしく、実質修理が不可能なようです。
性能的には期待したいところですが、何かあった時にリカバリーが効かないのはちょっと怖いかもしれません。
(ハッブルも打ち上げ後に鏡の歪みが発覚し、宇宙飛行士が出向いて大修理を施したことがあるのです)

余談ですが、ハセガワさんからはこちらのハッブルに合わせてこのようなモノが発表されております。

偏光フィニッシュ コバルトブルー~イエロー

所謂、○○フィニッシュシリーズの番外編みたいなものですが、こちらは太陽電池部分に使用するとグッと見栄えが良くなるのだとか。
以前、春のホビーショー会場でホログラムフィニッシュを見かけた時はかなり綺麗だったと記憶しておりますので、今回のホビーショーでも公開されていれば是非拝見したいものです。


HTV(宇宙ステーション補給機)
なまえをつけてください

この円筒型マシンは何かと言いますと、国際宇宙ステーション(ISS)に食糧や衣類、実験装置などを輸送する為の補給船です。
種子島宇宙センターからH-IIBロケットで打ち上げられ、ISSとランデブーします。
はやぶさやハッブルのような華は控えめかもしれませんが、裏方で頑張るマシンです。
しかもこのHTV、今月末まで愛称を募集しているそうなので、イカした名前を思いついた方は応募してみましょう。
採用された方は、副賞としてHTVの打ち上げ見学に招待されるそうです。
(ちなみにこのHTV。私には巨大な350mlの空き缶に見えるのですが、気のせいでしょうか……。)


と、いうわけで。
この他にも宇宙関連のプラモデルや完成品が各社から続々発表されています。
戦車や車も楽しいものですが、愛嬌ある宇宙船たちと戯れるのもたまには一興かもしれません。

そんなこんなで本日はこれにて!
来週もホビーサーチをよろしくお願いします。


担当:トメ子@ハッブルの宇宙写真はガチ
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