こんにちは。カピの塚です。
去る9日(火)に開催された「宮沢模型商売繁盛応援セール」の鉄道模型の展示の様子をご紹介いたします。
★ACIトイズ
第4回目は、香港のトイメーカー「ACIトイズ」さんのご紹介です。
正直初めて名前を聞いたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ACIトイズでは、1/6スケールのフィギュア(実質的にドールですね)とその着せ替え用の衣装や、1/144スケールの飛行機、戦車、フィギュアなどを発売しています。
では今回なぜ鉄道模型かといいますと、こちらをご覧ください。
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40フィートコンテナ ノーマルVer. 8個セット
※クリックで拡大します。
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20フィートコンテナ ノーマルVer. 10個セット
※クリックで拡大します。
コンテナファンの皆さん注目のコンテナの模型があるのです。
しかも、日本型Nゲージと同じ1/150スケールとなっています。
※Nゲージが1/150スケールなのは日本(と台湾と香港?)だけというくらい、世界的に見れば少数派だったりします。
このコンテナの凄いところは、
扉が開閉するということ。日本のNゲージメーカーで扉が開くコンテナを製品化しているところはほとんど無いと思われます。だからこそ、
扉が開く→荷物の積み込み/積み下ろしを再現することが可能、というわけなのです。
会場で撮影した写真が無いので恐縮ですが、サンプル品を触らせてもらうことができました。扉はちょっと肉厚かなと思いつつも、その分しっかりとしたコンテナになっています。
裏面(床面)も存在するため、コンテナ貨車や各メーカーから発売中のトレーラーやトラックに積載させるためには改造が必要と思われます。これは、もともと港などコンテナターミナルを再現したジオラマに積み上げるなどして飾ることを目的としているためと推測されます。
扉を一度閉めると開けにくいというのが難点ですが、そもそも1/150スケールの世界の人が開けるコンテナを1/1スケールの人が開けようとするのだから開けにくくて当然かとも思います。一応、扉の反対側をトントンと何度か軽く叩いてみれば勢いで開きますが、これが正しい開け方なのかどうかはわかりません。
上記のコンテナは海上コンテナでおなじみの運送会社のロゴが入っています。中には、TOMYTECのザ・トレーラーコレクションなどでお馴染みの運輸会社のものも含まれていますが、バリエーションを増やすにはもってこいではないでしょうか。
さらに。
ぜひ、これも見ておいてください。
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40フィートコンテナ ウェザリングVer. 8個セット
※クリックで拡大します。
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20フィートコンテナ ウェザリングVer. 10個セット
※クリックで拡大します。
なんということでしょう。
リアルなウェザリングが施されたバージョンも用意されています!
風雨にさらされたコンテナ、実物は近くで見るとけっこう傷んでいるんですよね。凹んでたり錆が浮いていたり、塗装が色褪せていたり……。まぁ、それが世界中を駆け回るコンテナの勲章みたいなものなんですけどね。
かといって、ウェザリングは慣れないとなかなかうまくできないもの。しかし、最初からウェザリングが施されているバージョンを使えば、リアルなコンテナ基地の再現が手軽に実現できます。
どちらを選ぶかは、あなた次第ですっ!
というわけで、ちょっと変り種?のコンテナのご紹介でした。
担当:カピの塚@今日は短めです。
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