KATO 205系 京葉線 最終編成 Assyパーツ 組み合わせ対照表

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カピの塚
KATO 205系 京葉線 最終編成 Assyパーツ 組み合わせ対照表
KATO 205系 京葉線 最終編成 (10-429 基本・6両セット10-430 増結・4両セット)、好評ご予約受付中です。

京葉線205系・ケヨ10編成実車写真 HOBBY SEARCH STUFF 撮影

KATOでは、京葉車両センター(千ケヨ)のケヨ10編成をプロトタイプにしています。
ポスターの実車写真は掲載できないため、手持ちの写真を用意いたしました。

Assyパーツ予約受付のお知らせ

さて、対応のAssyパーツもご予約を受け付けております。下記の表を参考に、必要なAssyパーツをご予約ください。なお、Assyパーツの予約締め切りは2/21(月)を予定しています。


KATO 205系 京葉線 最終編成 Assyパーツ 組み合わせ対照表
ボディ 床下 台車 その他
 
クハ204
1号車(東京方面先頭車)。
4409-2A 4409C 4148-1D 4047G (ライトユニット)
Z04-1615 (屋根上機器)
 
モハ204(T車)
2号車、8号車(パンタグラフ無し中間電動車)。
※車両番号はM車用(5号車=モハ204-318)で代用となります。
4411-5A 4135C 4148-1D  
 
モハ205-319
3号車(パンタグラフ付き中間電動車)。
※6号車、9号車も同じ構成ですが車両番号は3号車のもので代用となります。
4410-CA 4132C 4152-1D 11-420 (パンタグラフ)
Z04-1615 (屋根上機器)
 
サハ205-195
4号車(中間付随車/弱冷房車)。
4413-8A 4134C 4148-1D  
 
モハ204-318
5号車(パンタグラフ無し中間電動車)。
製品では動力車(M車)として設定されています。
4411-5A 4133B 4153ZD1 (×2個)  
 
サハ204-194
7号車(中間付随車)。
4413-7A 4134C 4148-1D  
 
クハ205
10号車(蘇我方面先頭車)。
4408-2A 4408C 4148-1D 4047G (ライトユニット)
Z04-1615 (屋根上機器)


上の表には載っていませんが、他に方向幕シールダミーカプラークーラースカートもあります。こちらも合わせてご確認ください。

実車について

205系のうち、京葉線に新車で配置されたグループは、
顔のデザインが大幅に変更されました。
前面がFRP(強化プラスチック)製となった上で白く塗られ、
前面窓下部の黒塗り部分が弧を描くようになり、
ヘッドライトとテールライトが横並びで、
ラインカラーに収まる配置となりました。

さらにラインカラーは、レッドとなったのは当時でも予想外だったと思われます。
当時、京浜東北線から転属してきた103系がスカイブルーのまま走っていたので、
そのままスカイブルーになると思っていた人も少なくはなかったかもしれません。

沿線にはディズニーランドや葛西臨海公園などの有名観光施設があります。
京葉線のイメージチェンジを踏まえ、
JR東日本が気合いを入れてモデルチェンジしたと思われます。
当時、高橋留美子さんがデザインした「マリンちゃん」という、
京葉線のマスコットキャラもいましたから。

このように外観的に大きな仕様変更が行われたにも関わらず、
製造番号は新たな番台区分が起こされず従来車の続番となったため、
「後期型」や「メルヘン顔」と呼ばれて区別されています。

このデザインの205系は、後に配色と編成を変更した武蔵野線用が登場しましたが、
その他の路線には投入されませんでした。
京葉線と武蔵野線だけの特別な仕様になったと言っても過言ではありません。

しかし、そんな鳴物入りでデビューを飾ったメルヘン顔の205系も、
新型車E233系の導入により京葉線からの撤退を余儀なくされております。
どうも編成を短くしてどこか別の路線で使うのではないかという噂も耳にしますが。

KATOのメルヘン顔の205系京葉線は、ここ10年近く生産されていないと記憶しています。
まさか「最終編成」と題した形での事実上の再生産となるとは…。


担当:カピの塚



おまけ

205系京葉線のメルヘン顔の正面の方向幕ですが、
私のあやふやな記憶ではこんな感じだった気がします。
※2011/02/28 再調査のうえで修正

<登場当時>

京葉線205系の前面方向幕の変遷1
各駅停車の場合、中央に行先、右側に「各駅停車」と表示されていました。
同様に「各駅停車」と表示をしていた205系は総武緩行線にもありました。

京葉線205系の前面方向幕の変遷2
快速の場合、中央に行先と種別が表示され、
さらに右側にも赤く「快速」と表示されていました。
見るからに快速電車であることを主張しており、
非常にわかりやすい表示です。

京葉線205系の前面方向幕の変遷3
なお、土休日ダイヤの快速は、平日と停車駅が異なるため、
「マリンドリーム」という名前が付いていました。


<その後>

京葉線205系の前面方向幕の変遷4
その後、マリンドリームの名称は廃止され、
曜日に関係なく「快速」に統一されてしまいました。
右側の赤い快速表示は使われなくなり、無地の表示になってしまいました。

京葉線205系の前面方向幕の変遷5
各駅停車にいたっては、本当にシンプルに行先のみの表示となりました。


どこかで耳にした話ですが、
合理化(労働環境の改善)のためにこのように変更されたそうです。

その理由は右側の列車種別幕は手動巻取式で、
しかもハンドルが高い位置にあるそうです。
女性の車掌さんが操作をする際に手が届きづらいので、
ならば自動巻取式である中央の行先方向幕に統一しちゃえ、と。

もし本当だとすればなるほど納得ですが、
ファンとしてはちょっとさびしい表示方法ですね。
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