こんにちは、とみのんです。
ハイクオリティの木製建築模型で有名な小林工芸さんから、
新商品「
薬師寺 東塔」&「
昭和の銭湯」の2点が登場です!
今回はそのうちのひとつであり、個人的にツボだった、
木製キット匠の技シリーズ「昭和の銭湯」をピックアップしてご紹介しましょう!
昔ながらの銭湯をイメージした木製のキットです。
どこか安らぎが感じられるレトロな雰囲気がたまりませんね!( ゚∀゚)=3
こじんまりとした佇まいですが、東京型銭湯の定番である宮型造り建築の風格も漂います!
木製だけあって、質感が素晴らしくリアルです。
のれんは紙製のものが付属。ちょっとカールさせれば躍動的になります!
こういう銭湯には、江戸東京たてもの園に展示されている子宝湯の
湯の張っていない湯船に入った(というか座った)ことくらいしかのですが、
利用したことがなくともこういう形の銭湯を眺めていると親しみが湧くと言うか。
懐かしい気分になってしまうのが不思議ですね~。
キットは未塗装ですので、切妻の瓦屋根などは色を塗る必要があります。
水性の塗料がオススメだそうです。
木目を残しつつ、薄く薄く塗るのが良さそうですね!
銭湯と言えば大きな煙突。
地方の銭湯には煙突がないそうですので、これも東京型銭湯の特徴と言えますね。
(※大阪の銭湯には煙突があるとのコメントを頂きました!場所によるのですね!)
ニ階の障子は・・・
開閉可能!
ベランダに干してある手ぬぐいは紙製で再現可能。
人のいる気配が感じられる良い演出ですね!
外観だけでなく、中もちゃんと作れる所がまたナイス!
映画とかドラマとかでよく見られる「番台式」の内装が再現できます。
ニ階部分が外れる仕組みになっているので、完成後も中の様子を眺められるのが嬉しい!
今では描く人がめっきり少なくなってしまった富士山の壁絵。
のれんや手ぬぐいと同様、紙製のものが付属するのでこちらもばっちり再現できます。
壁絵は、男湯の方には富士山が単体で描かれることが多く、
女湯の方にはこどもが喜びそうな、見ていて楽しいものを描くことが多いそうですね。
本商品では松や船が女湯の方に描かれていて、目を楽しませてくれます。
壁絵は手前にある緑は色濃く、奥の富士山は淡い色と使い分けることで
奥行きを生み出して、浴室が広く感じられるように工夫がされているのですが、
模型になってもその効果は変わりません。
体重計があったり、料金表や、入浴者心得の張り紙は文字まで書かれていてとっても細かい!
蛇口も丁寧に作られています。
仕切り板部分に広告看板を自作して置いてみても雰囲気が出そうです。
さらに付属する電飾パーツを使えば夜の銭湯を再現もできます!
うおおおおお~~これは素晴らしいギミック!
雰囲気出てる~~~!!
せっけんの良い香りがしてきそう!!
のれんをくぐったら、女将さんが優しい笑顔で出迎えてくれそうな、
そんな暖かい雰囲気ですね!
以上、小林工芸さんより2月発売予定の「
昭和の銭湯」でした!
銭湯回りの小物類(木の電柱や立て看板、板塀)も丁寧に作られていて、
作りがい・飾りがいのあるキットだと思います。
ひのきや杉といった木材を利用しているキットなだけに、
目をつむるとひのきの湯に使ってるかのような気分に浸れそう!
銭湯大好き日本人にはもってこいのアイテムですね。
木製模型はプラキットとは違って、部品をカットしたり
角を落としたりしながら接着して組み立てていくので、
上画像のような工具が必要になりますのでご注意くださいね。
ではでは、本日はこのへんで。
また明日お会いしましょう~!
担当:とみのん 上野にある燕湯に行ってみたい