WildRivers World 円形劇場 WildRiver 荒川直人 ジオラマ作品展レポート【前編】

ガンプラ他
とみのん
WildRivers World 円形劇場 WildRiver 荒川直人 ジオラマ作品展レポート【前編】
こんにちは、とみのんです。


ジオラマ界のトップランナー、Wild Riverこと荒川直人先生の個展が
コトブキヤさん(秋葉原店)にて開催中です!!
過去10年の作品約50点を一挙に展示している素敵な展示会です。
憧れの荒川先生の名作達を生で見られるなんて・・・コレハ夢?

  ∧_∧ パーン
 ( ・∀・)
   ⊂彡☆))Д´)

痛い!夢じゃないんや!
というわけで私も光の速さで遊びに行って参りました!



会場へはエレベーターでは行けません。
エスカレーターを使いましょう。




会場内はこんな感じ!
たくさんのファン達で大盛り上がりでした!
前編ではガンプラを使った作品にスポットを当ててご紹介しますね。


◆円形劇場 ジャブロー迷宮門



荒川先生といえばやはり360度どこから見ても楽しめる「円形劇場」ですね。
中でも一番見たかった作品がこちら!
荒川先生のことは、この作品で知りました。
ガンダムのジオラマというと「戦闘シーン」を再現したものを思い浮かべるので、
ジャングルの中を水に浸かりながら進むガンダムというのは
当時とても新鮮に感じたのを覚えています。





ガラスケース無しで顔を近づけられる上に、
自分の手でくるくると回転させながら
裏側はもちろん、気になる所を隅々までじっくり見れるなんて夢のようです。
しかも隣で荒川先生ご本人の解説を受けながら!なんという贅沢な・・・!
気さくに見学者に話しかけておられました・・・!
ジオラマもそうですが、作者さん本人からも、
見る側を楽しませようという心遣いが感じられます。素晴らしいっ!


◆円形劇場「静かなる RiverRoad」


2006年のモデルグラフィックスに掲載された作品。
リバーロードを使用した連邦軍補給基地攻略ミッションの一部始終をジオラマ化しています。
荒川直人 ガンダム情景作品集
表紙にもなってる有名な作品ですね!
こちらもお気に入りなのでじっくりと眺められて幸せです・・・。




2機のザクが流れに逆らいつつ進行中。
水の表現も秀逸で、そこに実在するかのようです。




わんこは機雷探索犬。
船に搭載されている機雷察知センサーだけでなく、
優れた嗅覚を持つわんこが頼りにされているのがわかります。


◆円形劇場「TRAP!」




河川に仕掛けられた機雷を踏んでしまったばかりに損傷を負い、
動けなくなってしまったアッガイさん。
メンテナンス部隊待ちです。可愛いです。
「TRAP!」と「静かなる RiverRoad」はストーリー的に繋がっているそうですね。




乗組員がヤレヤレといった感じに佇んでます。
しかも海面にはワニがっ!おじさんピンチ!
こういう遊び心がジオラマの楽しさでもありますよねー。


◆円形劇場 天光深淵


ジャブロー攻略戦における特殊工作部隊のゴッグが
地下水脈を探索するシーンをWR式クラッキング技法にて再現。
少しづつ色が変化しているのがとても綺麗でした。
展示会場内の一部が薄暗いのはLEDを使用した作品を見やすくするための配慮なのです。


◆円形劇場 雪中夜城


◆円形劇場<木馬の休息>


北アイルランドベルファスト軍港にて、オデッサ作戦直前の休息をとるホワイトベース。


◆円形劇場 水没林道(静かなる RiverroadII)




ジャブロー攻略戦における雨期に突入し始めたアマゾン河流域での
ジオン軍の侵攻作戦のシーン。


◆円形劇場 <唯音雨滴>


マルン河の合流ポイントにチームアリゲーターふの4名が集合し、
ジャングルに仕掛けられたトラップの起動制御タワーにウィルスを流し込むシーン。


◆円形劇場<砂漠のモグラ>



穴の中に設置されたメンテナンスハンガーと、
緊急出撃用のフットアンカーを装備した前線基地でのシーン。


◆円形劇場<回収>


連邦軍が仕掛けた電磁機雷によりフリーズしたズゴックを
回収部隊「ホットヘッド」が特殊レスキュー船により、回収を急ぐシーン。


◆円形劇場<天城開眼>




◆円形劇場<迷路子羊>




ザクキャノンへの補給物資を運んできたカーゴトラックを
通せんぼするように群れる白い羊達。なんだか微笑ましい情景ですね。


◆円形劇場 厳雪風神


雪上に仕掛けられたトラップにより壊れかけた機体を駆使し、
辛うじて逃げ切ったアバランチ。


◆円形劇場 ジャングルの行軍





◆円形劇場 漆黒のダイブ



破壊されたジオンの艦船エンジンブロックに隠れ、
ひたすら時を待つジムカスタムスナイパー。
大迫力です。



写真が大量にあるのでいったんここで区切ります。

荒川先生は私の憧れのモデラーさんTOP3の中の1人なので、涙ものの個展でした。
どれも素晴らしい作品ばかりで、
この個展の為にわざわざ海外からいらっしゃった方もいたというのも頷けます。
そして写真で見るよりも本物の方が100倍素晴らしいと感じました。


個展は7月12日(木)まで開催しております。
写真オッケーなのが嬉しい所!
こんな貴重な機会は滅多にないので、是非遊びに行ってみてくださいね!

◆開催期間:2012年7月5日(木)~12日(木)
◆開場時間:10:00~20:00(※金・土のみ21:00まで)
◆開催場所:コトブキヤベース・アキバ(コトブキヤ秋葉原館5階)
◆入場:無料

先生曰くベースと同じ目線になって見て欲しいとのこと。
その方がジオラマの世界をもっと楽しめるから、だそうです。
さらに、全景を見る近づいて細部を見る→前後上下左右→普通にしてたら見れない所を見る
という順序で眺めるのがオススメだそうです。
来場された際には是非トライしてみてください!
モデラーさん以外の方にも、得るものが必ずあるはずです!

では本日はこのへんで。
レポートは後編(明日)へ続きます!


担当:とみのん (´-`).。oO(憧れのモデラーさんTOP3→アラーキー先生、荒川先生、どろぼうひげ先生(順不同))



おまけ!
コトブキヤさんの4階が素敵なダンボーパラダイスになっていたので一緒にご紹介です!










皆さん思い思いのダンボーを制作されています。
プラモデルの可能性を感じますね(´ー`)b
そんな改造しがいのあるプラキットダンボーは好評発売中です♪



(゚∀゚)コメントお返事(゚∀゚)
>>今回のウッディの写真、良かったです。
倒れる途中というのに笑いました。
そして、倒れた後の写真が無いという、スパーンと切れたスピード感に、
とみのんさんのセンスを感じます。


なんてもったいないお言葉・・・!
ありがとうございます!
こういうネタシーンはウッディが大活躍してくれるので
彼にはついつい無理をさせてしまいます(´ω`)
ウッディ・・・すまぬ・・・すまぬ・・・!

>>エレファントは素敵なデザインですね。
イームズは、今回の記事で初めて知ったのですが、
興味を持って検索したら出てきた、「Eames House Bird」が欲しくなりました。
この鳥、良いフォルムだと思いませんか?


「Eames House Bird」調べてみたのですが、
スタイリッシュな鳥さんのオブジェですね!(゚∀゚)
なめらかで実に良いフォルムです。鳥好きはイチコロなんじゃないでしょうか^^
レアック・ジャパンさんには椅子シリーズ意外に
オブジェシリーズも展開して欲しいですね。
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