From the train windows of the Haneda Line: Commemorating the reproduction of FUJIMI Tokyo Monorail

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From the train windows of the Haneda Line: Commemorating the reproduction of FUJIMI Tokyo Monorail
This article has been written in Japanese.
We apologize for your inconvenience, and your for your understanding.


こんばんは、カピの塚です。

8月のことですが、GREENMAXとフジミ模型から
東京モノレール1000形が模型化されるという情報を受け、
実物のことをもっと知らねばと思いまして、
資料写真を撮りにでかけました。
その時の写真をいくつかご紹介しましょう。

工作の時の参考になれば幸いです。


▼1000形 新塗装
東京モノレール・資料写真
(撮影日:2011/08/20 撮影場所:天王洲アイル駅)

2000年12月より塗装変更が行われ、
車体がホワイト、両先端部分のみブルー、帯がオレンジという、
3色の塗装になりました。

現在、1000形の大半はこの塗装となっています。
一見シンプルそうな塗り分けですが、
未塗装キット付属の帯デカールを使うにしても、
マスキング作業は必要ですね。

▼1000形 開業時塗装(特別塗装)
東京モノレール・資料写真
(撮影日:2011/08/20 撮影場所:天王洲アイル駅)

東京モノレールが開業した当時の塗り分けを再現したものです。
足回りのカバーはブルー、車体下半分がスカイブルー、
車体上半分がホワイト(クリーム?)です。
ちなみに、屋根中央部分は予想外のレッドです。
ホワイトとスカイブルーの塗り分けが難しそうですね。

この塗装になっている1000形は第4編成ただ1本だけなのでレアです。

▼1000形 ポケモントレイン(広告塗装)
東京モノレール・資料写真
(撮影日:2011/08/20 撮影場所:大井競馬場前駅)

現在標準の新塗装車と思ったら違います。
テレビアニメ「ポケットモンスター ベストウイッシュ」に出てくる
ポケモンたちを大胆にあしらったラッピング列車なのです。

東京モノレール・資料写真
(撮影日:2011/08/20 撮影場所:大井競馬場前駅)

車体側面から足回りのカバー部分まで
ピカチュウがどーんと描かれていますね。
車体の特徴を生かして、一般の鉄道車両よりも大きくラッピングできます。
もしこの編成を模型で作るとなると、一番難しいかもしれませんね。

ちなみに、車内もポケモンたちでいっぱいに飾られています。
こちらも1編成しか走っていませんが、
東京モノレールのホームページでダイヤが公開されています
2012年3月末まで運行予定ですので、気になる方はぜひ乗ってみてください。

▼2000形
東京モノレール・資料写真
(撮影日:2011/08/20 撮影場所:天王洲アイル駅)

こちらは、今回模型化された1000形ではありませんが、オマケでご紹介。
1997年にデビューした東京モノレールの最新型電車です。
従来の車両よりも天井が高くなり、また窓も大きくなり、
これまで以上に快適になりました。
東京モノレールでは初めての日立製作所製VVVFインバータを搭載してますので、
発車や停車の時にはインバーターの音が聞こえてきます。


日立製とわざわざ書いたのには訳がありまして。
東京モノレールの線路方式は跨座式ですが、
厳密に言うと「日立アルウェーグ式」を採用しています。

現在はJR東日本グループの一員となっている東京モノレールですが、
実はもともと日立グループでした。
そのため、「この木なんの木気になる木~♪」の歌でおなじみのテレビCMに流れるテロップの中に、
東京モノレールと表示されている時代もありました。
VVVFインバーターが日立製というのもそういう結びつきによるものなんですね。
(※もちろん現在でも日立製作所は主要株主となっています)


さて、話が逸れてしまいました。


東京モノレールの特徴的な車窓もご紹介しましょう。

▼天王洲アイル駅を出発した1000形
東京モノレール・資料写真
(撮影日:2011/08/20 撮影場所:天王洲アイル駅)

羽田空港に向けて出発した1000形を、
天王洲アイル駅の跨線橋から撮影した写真です。

コンクリート製の線路は、陸地を抜けていきなり水上に向かっていきます。

東京モノレールは建設にあたり用地買収を少なくするため、
京浜運河の上に橋脚を立てて、その上を通っている区間があるのです。

一般の鉄道では川を橋で渡ることはよくありますが、
渡る目的以外で水上に線路を敷くなんてのはなかなかありえないですね。
一般の鉄道よりも比較的安価に橋脚と線路を建設できるという特徴を生かしています。

▼窓から下を見てみよう
東京モノレール・資料写真
(撮影日:2011/08/20 撮影場所:天王洲アイル駅~大井競馬場前駅間、車内より)

京浜運河上を走行中、窓から下を見下ろすとこんな感じになります。
間違いなく水上を走っているように見えますね。

一般の鉄道の高架線だったら窓の直下には砂利や高架橋が見えますし、
鉄橋上であっても鉄骨越しに水面が見えるわけですが、
モノレールですと遮るものが一切なく、直接眼下に水面が見えます。

高所恐怖症の方にとってはちょっと怖いかもしれませんね。
ポジティブに言うと、カモメになった気分で水上散歩?

▼勾配を上がって大井競馬場前駅到着
東京モノレール・資料写真
(撮影日:2011/08/20 撮影場所:大井競馬場前駅)

大井競馬場前駅手前より陸上を走りますが、
それでも京浜運河のすぐ脇なので水上っぽく見えます。

写真の右端にはウェイクボードを曳航している船が映り込んでます。
タイミングが良ければ、モノレールと船を一緒に写真に収めることもできます。

さて、この先羽田空港に向かうにつれてまた風景が変わっていきますが、
またの機会にいたしましょう。


フジミ模型の東京モノレール1000形キット各種は、
大好評につき10月に緊急再生産が行われる運びとなりました。
買い逃してしまった方、更に買い足しを予定されている方、
どうぞご検討ください。

≪ FUJIMI(フジミ模型) ≫
東京モノレール 1000形 4両編成+専用レールセット (基本・4両セット) (組み立てキット)
  基本となる4両セットです。
  先頭車2両と中間車2両となります。
  ディスプレイ用の直線レールの部品も含まれます。

東京モノレール 1000形 中間車両セット (増結・2両セット) (組み立てキット)
  増結用の中間車2両のセットです。
  東京モノレール1000形は6両編成で運行されています。

東京モノレール 直線レールセット (レール4本+橋脚5セット) (組み立てキット)
  東京モノレールのレールセットです。
  こちらは直線レール4本と橋脚5本が入ります。
  (基本セットと同じ線路内容です)

東京モノレール 直線&曲線レールセット (直線レール10本、曲線レール10本、橋脚10セット) (組み立てキット)
  同じく東京モノレールのレールセットです。
  こちらは直線レールの他に半周分の曲線レールも含まれます。



最後に、恥ずかしながら今回のベストショットです。

▼本日のベストショット(?)
東京モノレール・本日のベストショット?
(撮影日:2011/08/20 撮影場所:天王洲アイル駅)

天王洲アイル駅の跨線橋から撮影した写真。
首都高を行く自動車と並走する東京モノレール2000形。
背後にはタワーマンションが林立していますが、
そのさらに後ろに東京タワーがチラリ。

夜に撮影したら綺麗な夜景が撮れそうですね。



担当:カピの塚@羽田空港から飛行機に乗ったことはありませんが、モノレールも京急もリムジンバスも乗ったことがあります。






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