Miyazawa Model Exhibition Fall 2011& The 32nd Japan Model Railroad Show Report [Tramways]

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Miyazawa Model Exhibition Fall 2011& The 32nd Japan Model Railroad Show Report [Tramways]
This article has been written in Japanese.
We apologize for your inconvenience, and your for your understanding.

こんばんは、カピの塚です。

宮沢模型展示会レポート兼日本鉄道模型ショウレポートです。

宮沢模型展示会にて
トラムウェイブースを通りかかったところ、
何やらすごい発表がありました。

宮沢模型展示会・サンプル
▲Nゲージ・路面電車用動力装置の予告パネル。

トラムウェイがNゲージに参入です。
路面電車用動力装置を発売する予定だそうです。

これは、マスターピースから発売予定のNゲージ都電7500形に組み込んで
走行可能にするために使う動力ユニット。

宮沢模型展示会・サンプル
▲Nゲージ・路面電車用動力装置のサンプル、前方向から。

台枠がダイキャスト製になっているように見えます。
これでウェイトを兼ねていると思われます。
モーターから伸びたシャフトで両台車とも駆動させています。

宮沢模型展示会・サンプル
▲Nゲージ・路面電車用動力装置のサンプル、上方向から。

走行実演をしておりましたが、スローが非常に効いています。
トラムウェイの方も自分でもびっくりするほどのスロー走行が可能です。
これは期待できそうですね。

価格は未定ですが、3000円くらいを目標にしているとのこと。
また、将来的にはトラムウェイでも路面電車のボディを作りたいと画策中とか。



ここからはいつもの16番(1/80スケール・16.5mmゲージのHOゲージ)です。
まずは製品化予告から。

宮沢模型展示会・サンプル
▲16番・国鉄キハ35系

10月の日本鉄道模型ショウの会場で発表されたのですが、
2012年の予定品のひとつとしてキハ35系を発売予定。

気動車の中では数少ない「通勤形」に分類されるキハ35系は、
101系電車の気動車版として誕生し、大都市近郊の非電化路線で活躍。
現在は、JR久留里線と関東鉄道常総線に残っています。

片運転台トイレ付きのキハ35形、片運転台トイレ無しのキハ36形、
そして両運転台のキハ30形の主要3形式プラス、
ステンレス試作車のキハ35形900番台が製品化されます。

塗色は、一般色、首都圏色(朱色)、相模線色(クリームに青帯)が予定されています。
キハ35形900番台については、銀色、銀色+朱色、首都圏色、相模線色の4パターン予定。
うーむ、900番台の相模線色ってかなりマニアック…。

このほかの色や改造車が欲しい方への救済策として、
未塗装キットも予定しているそうです。
それを聞いて、「よし、これで関鉄カラーを作ろう!」と思った私でした。

キハ35系もそうですが、
気動車は最短1両編成で遊べますので、
HO入門にいかがでしょうか。

宮沢模型展示会・サンプル
▲16番・国鉄DD16形

DD16形は、あのDE10形すら入線が難しい、
もしくは速度制限されてしまう簡易線向けに作られた、
小形のディーゼル機関車です。

だいぶ数を減らしましたが、現在でもJRの営業線上で活躍中です。
冬にラッセルを取り付けて除雪車として活躍しているものもあります。

また、廃車後もJRの車両工場、鉄道総研、臨海鉄道、私企業の工場専用線で
入換機として余生を送っているものもあるほか、
変わり種としては台湾高速鉄道へ譲渡されたものもあります。

模型としてもいろいろ遊べそうな機関車です。


宮沢模型展示会・サンプル
▲16番・国鉄EF65形500番台1次型F

EF60とEF65を積極的に製品化しているトラムウェイでは、
EF65形500番台1次型Fも製品化予定です。
分類が非常に細かいのですが、これは高速貨物列車牽引用のグループです。
しかしながら実際は寝台特急の牽引にも充てられていました。
ナンバーでいうと、513~517号機が該当します。
JR化後は全車JR貨物が継承し、514・515号機は更新工事も施行されました。
現在は全車現役を退きましたが、
模型の世界で見事復活となりそうです。

宮沢模型展示会・サンプル
▲16番・国鉄オハ35系キノコ折妻布張屋根

オハ35系第2弾では「キノコ折妻布張屋根」仕様を製品化。

オハ35系のうち戦後に作られたグループには
「キノコ折妻」というネーミングのあだ名が付いているものがあります。
これは、連結面側から見たときに、屋根部分とその周辺に対して、
左右の客用ドアがあるあたりだけスリムになっているものを指します。
屋根がキノコの傘みたいな形になっているように見えるために
このように呼ばれているようです。
他にも「食パン」などとも形容されているようです。

トラムウェイからは、オハフ33、オハ35、スハ42を予定。
いずれもぶどう色1号、ぶどう色2号、青15号のバリエーションが用意されます。

スハ42形はオハ35形の戦後型と同じ車体をしているのですが、
TR40形台車を履かせて形式名をスハ42形として別形式にしたもの。
オハ35系なのかスハ43系なのかどっちのグループなのか分かりにくいですね。

もちろんトラムウェイではスハ42を再現するため、TR40台車を新規作成。

宮沢模型展示会・サンプル
▲16番・国鉄オハ35系キノコ折妻布張屋根のテストショット(クリックで拡大)

国鉄オハ35系キノコ折妻布張屋根のテストショットがこちら。
確か先月の日本鉄道模型ショウでは、
ところどころの部品が緑色になっている未塗装状態(?)の
テストショットが展示されていました。
茶色のテストショットのほうがイメージがつかみやすいですね。

宮沢模型展示会・サンプル
▲HACK製・HOゲージ用 アーチ橋(クリックで商品ページへ)

トラムウェイが輸入代理店となり、
HACK製の鉄道模型がいくつか日本に上陸中。
こちらは、HOゲージ用「BD50 アーチ橋」。
金属製で見た目の印象はいかにも鉄橋ですが、
持ってみると意外に軽いのです。

宮沢模型展示会・サンプル
▲HACK製・HOゲージ用 橋 (クリックで検索結果へ)

左がT15 橋、右がT15-2 橋 (複線)
冷たい質感は金属ならでは。
ディテールよりも耐久性を重視しているので、
重たい列車をガシガシ渡らせるレイアウトには良さそうです。

宮沢模型展示会・サンプル
▲HACK製・HOゲージ用 ガーター橋 (複線) (クリックで商品ページへ)

T36-2 ガーター橋 (複線)です。
これらHACKの鉄橋、素人目の私から見ると良くできているなぁと感じたのですが、
建築工学を学んでいる人からみるといろいろ端折られていることが一目でわかるそうです。
それが模型化するにあたっての巧みなディフォルメなんでしょうね。

HACK製の鉄橋については、キーワード検索「HACK」で探してみてください。


ここからは、日本鉄道模型ショウ会場での写真リポートとなります。
いずれも11月から12月にかけて順次発売予定となっている客車です。
時間の都合で駆け足で。

日本鉄道模型ショウ・サンプル
16番・オハ35-1 (ぶどう1号)

日本鉄道模型ショウ・サンプル
16番・オロ40 (ぶどう2号・青1号帯)

日本鉄道模型ショウ・サンプル
16番・オハ55 (格下げ車)

日本鉄道模型ショウ・サンプル
▲16番・マニ36 (オハ35改造車)(上)、オロ40 (ぶどう1号・青1号帯)(下)

日本鉄道模型ショウ・サンプル
マニ36 (オロ40改造車)

いずれも発売が楽しみですね。


以上で、トラムウェイブースの
宮沢模型展示会と日本鉄道模型ショウのレポートを終わります。


担当:カピの塚@急げ!
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