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こんばんは、カピの塚です。
7月31日(水)~8月5日(月)に東京・松屋銀座で開催された、
第35回鉄道模型ショウ2013のレポートです。
今回はMODEMOのブースをご紹介いたします。
▼会場発表・その1
「幸せの黄色い電車」都電8800形“イエロー”!
▼会場発表・その1は都電8800形!
7500形の置き換え用に導入された8800形は、
4色のカラーリングがあり10両が在籍しています。
そのうちイエローとなっているのは1両のみ。
その他の都電を含めても、見かける確率は低いため、
「幸せの黄色い電車」といわれています。
▼東京都電 8800形 イエロー
試作品が既に展示されておりました。
直線的なデザインと曲線的なデザインが印象的です。
明るい車体色と、スモークガラスっぽい窓のギャップも面白いですね。
▼東京都電 8800形 イエロー
屋根上のクーラーやパンタグラフなどもシャープに再現されています。
▼会場発表・その2はHOゲージの江ノ電100形108号車。
衝撃の会場発表その2は、HOゲージ(16番)の江ノ電100形108号車です。
MODEMOからHOゲージ(16番)の新規製品が発売されるのは久しぶりです。
▼HOゲージの江ノ電100形108号車の詳細
108号車は1931(昭和6)年に作られた車両で、
何度かの改修工事を経て1980(昭和55)年まで活躍しました。
現在は極楽寺車庫にて保存されています。
108号車といえばテレビ番組の企画で「乾電池で電車は動くか?」という実験に用いられ、
車庫内で数メートルほど走行したというエピソードもある車両です。
話がそれましたが、模型は現在ご予約受付中です。
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16番 江ノ島電鉄 100形 `108号車`
▼イベント限定販売品のご案内
こちらは、8月16~18日に東京ビッグサイトで開催の
第14回 国際鉄道模型コンベンションの
MODEMOブースにて限定発売の製品です。
▼イベント限定販売品 箱根登山鉄道 2000形 “グレッシャー・エクスプレス塗装” お召し列車仕様
車両は箱根登山鉄道 2000形 “グレッシャー・エクスプレス塗装”ですが、
「お召し列車特別シール付き」という限定版です。
2010年5月に全国植樹祭が神奈川県で行われたのですが、
天皇皇后両陛下が箱根に立ち寄られ、
箱根登山鉄道でもお召し列車が運転されました。
そのお召し列車に使われたのが2005+2203+2006の
“グレッシャー・エクスプレス塗装”編成だったのです。
▼イベント限定販売品 箱根登山鉄道 2000形 “グレッシャー・エクスプレス塗装” お召し列車仕様
限定版に付属の特別シールには、
行き先表示「貸切」とヘッドマークが収録されています。
ヘッドマークは先頭車前面だけでなく、中間車側面にも設置されたのですね。
▼箱根湯本駅のお召し列車記念プレート
こちらは箱根湯本駅にあるお召し列車記念プレートです。
「お召し列車特別シール付き」の限定版は国際鉄道模型コンベンション会場での発売です。
なお、ホビーサーチでは通常版の在庫がまだございますので、こちらもぜひ。
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箱根登山鉄道 2000形 “グレッシャー・エクスプレス塗装” (3両セット)
▼京阪60形「びわこ」号 晩年塗装
京阪電気鉄道60形は、1934年(昭和9年)に製造され、
「びわこ号」の名前で知られた電車です。
普通鉄道規格の京阪本線と路面軌道規格の大津線を
直通運転することができる珍しい車両で、
ホームの高さの違いに合わせドアの高さが2種類あります。
屋根の上の集電装置に目を向けると、
京阪本線用のパンタグラフと大津線用のポールを備えています。
また日本で初めての連接構造を採用したという、
技術的にも歴史に名を残す存在であります。
現在、晩年塗装仕様がご予約受付中です。
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京阪電鉄 60型 「びわこ号」 “晩年塗装”
また大好評の昭和初期塗装は現在品切れ中です。
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京阪電鉄 60型 「びわこ号」 “昭和初期塗装”
▼江ノ電1100形 スキップえのんくん号
こちらは現在好評発売中の江ノ島電鉄 1100形 “スキップえのんくん号”。
江ノ電では沿線のイベントや名所情報をラッピング電車でPRするコンセプトで、
「S・K・I・P号」(Shonan-Kamakura-Infomation-Promotionの略)を運行しております。
「スキップえのんくん号」はスキップ号の四代目にあたり、
車体には江ノ電のマスコットキャラクターである
えのんくんがいっぱい描かれています。
好評発売中です。
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江ノ島電鉄 1100形 “スキップえのんくん号” (M車)
▼国鉄旧型客車急行列車8両セット
明治から大正にかけての国有鉄道では木造客車が中心でしたが、
機関車の性能が向上するとスピードアップに対応するため、
耐久性や安全性を兼ね備えた鋼製客車が作られるようになりました。
こちらはその車体長20mクラスの鋼製客車を戦前仕様で製品化したセット。
白・青・赤の等級帯と、カタカナによる形式名表記と5桁の形式番号が
車体に描かれていた時代で、1940年(昭和15年)より前となります。
車体色は「ぶどう色1号」と呼ばれるこげ茶色です。
急行列車8両セットと、普通列車10両セットが発売中です。
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国鉄 20m級旧型客車 急行列車8輛セット (ぶどう色1号) (8両セット)
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国鉄 20m級旧型客車 普通列車10輛セット (ぶどう色1号) (10両セット)
レトロなカラーリングで程よい艶有り塗装となっています。
それぞれのセットで客車の構成が異なります。
牽引機は下記の機関車が似合いそうです(あくまで一例です)。
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(KATO) C55
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(KATO) C11
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(KATO) C58
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(MICRO ACE) EF52-3
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(MICRO ACE) 国鉄 EF53-10 初期型
MODEMOブースのご紹介は以上です。
それではまた次回。
担当:カピの塚
撮影:とみのん
バックナンバー
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第35回鉄道模型ショウ2013 レポート【TOMYTEC・TOMIX編】
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第35回鉄道模型ショウ2013 レポート【KATO編】