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This article has been written in Japanese.
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憧れの列車のトレインマークがラバーコースターに! Vol.2 のテーマは「思い出の関西旅行」!!

 国鉄やJRの特急列車には愛称名と絵がデザインされたトレインマークが掲げられ、華やかさと共に旅情を盛り上げておりました。トレインマークを写真に収めるべく、カメラを持って各地を巡った方も多いかと思います。そんなトレインマークが、卓上で使えるラバーコースターで甦ります。

ヘッドマークラバーコースター トレーディングコレクション Vol.2 思い出の関西旅行

ヘッドマークラバーコースター トレーディングコレクション Vol.2 思い出の関西旅行

  • ヘッドマークラバーコースタートレーディングコレクションの第二弾は関西方面のヘッドマークを中心にラインナップ!!
  • 根強い人気の、「あさかぜ」や「さくら」から、知る人ぞ知る「サザンクロス」、関西ではお馴染みの「サロンカーなにわ」まで幅広くセレクト。
  • 今回もシークレットアイテム入りのコレクション性の高いアイテムとなっています。
  • ビッグサイズで存在感も有り、さらにラバー製なので汚れても洗って何度でも使えます。
  • サイズ:直径100×厚さ4mm
  • 1BOXで全種揃います。

 メーカーさんよりサンプルをお借りできましたので、じっくり見ていきましょう。いずれの写真も、クリックすると拡大表示用の画面にジャンプいたします。

つばめ
つばめ

つばめ

 「つばめ」は東海道本線で運行されていた特急列車です。そのルーツは第二次大戦前に運行されていた特別急行列車「燕」で、戦後「つばめ」に改め復活しました。東海道本線の特急列車とは、政治家、名士、芸能人など今で言うセレブが乗る名門列車ですので、「つばめ」は格式の高い列車です。このヘッドマークはその時代のものを再現しています。

 東海道新幹線などが開業すると運行区間は西へ変更されていき、一度は廃止されてしまいましたが、後にJR九州が鹿児島本線の特急として名前を復活させ、現在は九州新幹線の名前に使われています。
 「つばめ」は国鉄およびJRグループを象徴する列車名でもあり、プロ野球の東京ヤクルトスワローズがツバメをモチーフにしたチーム名なのは国鉄スワローズからの名残であり、ジェイアールバスのマスコットがツバメであることも国鉄バス時代から継承しているものであります。

あさかぜ
あさかぜ

あさかぜ

 寝台特急「あさかぜ」は東京~下関・博多間で運行された首都圏と九州を結ぶブルートレインのひとつで代表的な列車です。1956年に国鉄はブルートレイン第1号として設定した列車であり、冷暖房完備の20系客車が最初に導入された列車ということもあり、人気がありました。

 「あさかぜ」の人気によりその補助的役割のため「さちかぜ」(のちの「さくら」)が設定されたり、博多より先まで運行した「臨時あさかぜ」が「みずほ」となったり、東京~広島間で運行されていた「安芸」を特急に格上げして「あさかぜ」に統合するなど、「あさかぜ」を中心に様々な列車の変遷があったことが特筆されます。
 最終的に「あさかぜ」は2005年まで運行されました。それから10年経った2015年現在、「あさかぜ」の名前を冠した定期列車は設定されておりませんが、いつかどこかで名前が復活するかもしれませんね。

さくら
さくら

さくら(桃色)

 「さくら」は起源をたどると、第二次大戦前に東京~下関間で運行されていた特別急行列車に親しみやすい愛称として「櫻」と名付けたのが始まりです。戦後は不定期急行列車「さくら」として復活しました。

 興味深いエピソードとしては、先程紹介した「あさかぜ」は登場時にその人気から混雑が激しくなったため、その補助のため不定期夜行特急「さちかぜ」を設定し、「平和」への改称を経て、1959年に寝台特急「さくら」として2度目の名称復活を果たします。こうして寝台特急「さくら」は「あさかぜ」と共に首都圏と九州を結ぶブルートレインのひとつとして活躍しました。
 ヘッドマークラバーコースターコレクションVol.2では、「さくら」は色違いで2種類収録されます。こちらは桃色を主体とした配色です。

さくら
さくら

さくら(緑色)

 こちらは緑地となっている配色で、1985年より東京~下関間を牽引するEF66形電気機関車に取り付けられたデザインです。

 寝台特急「さくら」は2005年まで運行されました。しかしながら、その後2011年に九州新幹線鹿児島ルートの全線開業により新幹線としての「さくら」が誕生したことは皆様もご存知の通りです。

はやぶさ
はやぶさ

はやぶさ

 首都圏と九州を結ぶブルートレインのひとつで、東京~西鹿児島間を鹿児島本線経由で運行され、定期列車では日本一の長距離運転を行う列車として知られる存在になりました。1997年から運転区間が東京~熊本間に短縮されたほか、「さくら」や「富士」と併結して運転されるなど、徐々に縮小されてゆき、2009年に廃止されました。

 「はやぶさ」の名前は東京~大阪間のビジネス特急用の愛称として公募された作品の中のひとつだったそうです。寝台特急「はやぶさ」の運行終了後、東北新幹線に新設された最速列車の「はやぶさ」に名前が引き継がれました。

富士
富士

富士

 寝台特急「富士」は1964年から2009年まで運行された列車です。当初は東京~大分間で運行され、後に日豊本線経由で西鹿児島まで延長されました。その後、東京~宮崎間、東京~南宮崎間、東京~大分間という順に短縮されていきました。末期は東京~門司間において「はやぶさ」と併結して運行されました。

 「富士」は日本の特急列車の愛称としては最も歴史があるものです。なんと、1912年に汐留~下関間を運行する特別急行列車 1・2列車 がそのルーツで、下関からは鉄道連絡船に乗り継いで朝鮮半島へ、その先は満州と中国、そしてシベリア鉄道を経由してフランスのパリ、イギリスのロンドンまで行ける国際連絡列車という位置づけでした。豪華な設備を持った客車、食堂車、展望車などを連結し、当時の日本の列車で最も重要とされたこの1・2列車に対し、1924年に命名されたのが「富士」だったのです。この列車は1944年まで運行されました。
 戦後は1961年から運行された東海道本線の電車特急に「富士」の名を用いて、「つばめ」や「はと」などと共に活躍しました。その後、1964年の東海道新幹線開業に伴って、東海道本線の電車特急は廃止されたため、「富士」の名前は寝台特急に引き継がれ、長い歴史を刻むこととなりました。

出雲
出雲

出雲

 「出雲」は東京と出雲市・浜田を東海道本線・山陽本線経由で運行されていた寝台特急です。名称の由来は島根県の旧国名「出雲国」に由来し、首都圏~関西~山陰地区を結ぶ列車として重要な役割を果たしていました。もとをたどると1928年から大阪~米子間に運行されていた準急列車がそのはじまりです。1935年に急行列車に格上げされ。戦争中に一度は廃止されてしまいましたが、戦後に準急として復活し、急行への格上げを経て特急となりました。

 ブルートレインとしての「出雲」は2006年までに廃止されてしまいましたが、名称は285系寝台特急電車に引き継がれ、「サンライズ出雲」として運行が続けられております。

サロンカーなにわ
サロンカーなにわ

サロンカーなにわ

 国鉄時代に製作されたジョイフルトレインのひとつが「サロンカーなにわ」です。ジョイフルトレインとは臨時列車・団体専用列車として使うことを目的とした特別な車両を指します。国鉄時代には古い客車を改造したお座敷列車が重宝されていましたが、洋式のジョイフルトレインの需要が高まりつつあるなかで「サロンカーなにわ」は1983年に国鉄大阪鉄道管理局に誕生しました。

 最後尾車は戦前・戦後の東海道本線で運行された特別急行列車の展望車を髣髴とさせるデザインになっているのが粋ですね。高級感溢れる内外装が旅人の気分を盛り上げますが、ジョイフルトレインとしてだけでなくお召し列車としても運用可能な装備がなされているのも特徴のひとつです。この丸いトレインマークは、機関車だけでなく客車側にも取り付けられており、客車側のトレインマークが四角いものが多くなったなかで珍しい存在ともいえます。
 1980年代の代表的なジョイフルトレインが東京の「サロンエクスプレス東京」と大阪の「サロンカーなにわ」でして、「サロンエクスプレス東京」は「ゆとり」への再改造を経て現在は引退してしまいましたが、「サロンカーなにわ」はリニューアルを行ったうえで現役です。

パノラマライナーサザンクロス
パノラマライナーサザンクロス

パノラマライナーサザンクロス

 「パノラマライナーサザンクロス」もジョイフルトレインと呼ばれる臨時列車・団体専用列車として使うことを前提とした特別な車両です。お座敷列車だけでなく様々な乗客の趣向に応えられるよう、国鉄時代末期の門司鉄道管理局では、JR九州の発足に向けて豪華かつ多目的利用ができる新たなジョイフルトレインとして企画。民営化後にデビューとなりました。

 JR九州のコーポレートカラーは赤ですので、それを意識したのか車体は情熱的な赤を採用しているほか、当時の鉄道車両としては珍しいメタリック塗装が施されたのも特筆されます。展望車やラウンジカーなどを備え、豪華ホテルの雰囲気が味わえるようデザインされたそうです。
 この丸いトレインマークは、専用機関車のED76 78またはDE10 1131で使われました。「パノラマライナーサザンクロス」の客車は1987年から1994年までわずか7年の活躍で、専用機関車2両も既に廃車されてしまいましたが、今でも九州の鉄道ファンの思い出に残るジョイフルトレインかと思います。

 いずれもラバーコースターらしく、ロゴや絵柄は立体的に造形されています。なお、このほかにシークレットアイテムが1種類あります。何が出てくるかは、買ってからのお楽しみです。
 なお、本商品のうちこの「パノラマライナーサザンクロス」は諸事情により実際のトレインマークと異なる箇所がございますので、予めご了承ください。

 以上、ケンエレファント 鉄道グッズ ヘッドマークラバーコースター トレーディングコレクション Vol.2 思い出の関西旅行のサンプルレビューでした。

担当:カピの塚

追記:そして新たな鉄道グッズも予約開始!

4/16より新たな鉄道グッズの予約受付を開始しています。こちらもお楽しみに。

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