Tomytec Explanatory Meeting Report 2015 Autumn Part.3

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Kapinozuka
Tomytec Explanatory Meeting Report 2015 Autumn Part.3
This article has been written in Japanese.
We apologize for your inconvenience, and for your understanding.


こんにちは、カピの塚です。
だいぶ間が開いてしまいましたが、11月に行われたトミーテック新製品説明会のレポートの続きです。

今回はTOMYTECのニューホビーの新製品発表のプレゼンテーションをご紹介します。

※大人の事情で実物写真はぼかし加工をしていますが実際のスライドショーでは鮮明です。
※大人の事情で紹介できないコマは掲載していません。

スライドショー

ザ・バスコレクションが自走する「バスコレ走行システム」の海外バージョンを展開するとの発表です。以前、アメリカ版の展開についてTOMYTECの公式Twitterでお知らせが出ていましたが、説明会では今回初めて発表されました。なお、このスライドショーはよく見ると英語ではなくドイツ語で書かれておりますので、ヨーロッパでも告知しているのでしょう。

スライドショー
スライドショー
スライドショー

1/12 内装模型 通勤電車 (青色シート)

10月よりご予約受付中の1/12スケールの「内装模型 通勤電車 (青色シート)」です。車体を線路と平行に切った状態の模型で、ドア周辺とロングシート周辺で枕木方向に分割される構造です。複数購入すると並べて長さを伸ばせたり、向かい合わせにして車体を輪切りにしたような状態にディスプレイできます。照明や旅客案内モニタにはLED電球が仕込まれていますので点灯いたします。1/12スケールの可動フィギュアやドールとサイズが合いますので、お気に入りのキャラクターたちを通勤通学など電車内に乗っている光景を再現できます。

併せて、サンプルを使ったレビューを2015/10/14付けのホビーサーチBlogでご紹介していますのでぜひご覧ください。

1/12 EK-09 新駅型ベンチ (ベージュタイプ)
1/12 EK-10 新駅型ベンチ (ブルータイプ)

内装模型 通勤電車と相性の良い、駅のベンチも1/12スケールで模型化されております。併せてどうぞ!

スライドショー

1/7 鬼怒川みやび (フィギュア)

こちらは、鉄道むすめ10周年を記念して行われた人気キャラクター投票で1位に輝いた、東武鉄道 特急スペーシア 車掌 鬼怒川みやびを1/7スケールでフィギュア化するものです。鬼怒川みやび自身は鉄道むすめの歴代キャラクターの中では比較的最近登場した新しいキャラクターですが、10月に発売されたねんどろいども大変人気がありまして、この人気投票の強さもなるほど納得という印象ですね。

制服・制帽(※制帽は着脱可能)、業務用の小物なども丁寧に再現するほか、東武鉄道監修の名刺、イラストピンナップポスターが付属。台座には名刺を差し込んだり、Nゲージ車両を展示するレールを取り付けられるスリットが用意されます。

スライドショー

情景小物 118 ペディストリアンデッキ
全国バスコレクション [JB029] 京成バス (東京都・千葉県)

こちらは「駅前再開発」と題して、駅前にある建造物を建物コレクションや情景小物で製品化するものです。ペディストリアンデッキはTOMIXの橋上駅舎(近代型)と高さを揃え、繋がるデザインになっています。複数組み合わせることでさらに拡張が可能です。スライドショーの写真は、発売予定の全国バスコレの京成バスを複数並べて、JR常磐線の松戸駅っぽくしてみた例です。

スライドショー

建物コレクション 142 駅前近代ビルA
建物コレクション 143 駅前近代ビルB (2棟セット)
情景小物 120 駅前小物セット
ジオラマ素材 018 ジオラマプレートE ~ペディストリアンデッキ専用~
情景小物 119 大型歩道橋

こちらも「駅前再開発」のシリーズです。これらを組み合わせることで近年の郊外の都市部の駅前で見かけるような風景を再現できます。

また、情景小物 119 大型歩道橋は、バスコレ走行システムに対応する高さで設計されております。従来の情景小物の歩道橋では車種によってはバスが接触する問題がありましたが、こちらの大型歩道橋ですとその問題を回避できます。

スライドショー

情景小物 122 バス停C (近代型)
情景小物 007-4 バス停A4 (都市型)
情景小物 008-4 バス停B4 (田舎型)
情景小物 016-2 信号機B2

こちらもバスをはじめ自動車のある風景に欠かせない小物類です。このうち、情景小物 112 バス停C (近代型)は完全新規品で、これまで発売されていたバス停A (都市型)よりも更に最近のデザインを意識したものになっています。車道部分は別売りで、バスコレ走行システムの道路と組み合わせると良いでしょう。

スライドショー

情景小物 123 海辺の情景セットB
情景小物 068-2 自販機A2
情景小物 055-2 アーケードA2
建物コレクション 082-2 消防署B2

ジオラマの街並みを盛り上げる小物類です。

スライドショー

これまで発売されてきたザ・人間シリーズですが、リニューアルが行われます。従来品のコンセプトは踏襲しつつ、シリーズ番号の付け方や価格などが変わる模様です。続報をお待ちください。

スライドショー

鉄道コレクション 秋田中央交通軌道線ツートン (新塗装) (2両セット)
鉄道コレクション 秋田中央交通軌道線ブルー (旧塗装) (2両セット)
TM-TR02 鉄道コレクション Nゲージ動力ユニット 2軸電動車用

鉄道コレクションもシリーズが始まって10周年。その記念アイテムの第1弾は秋田中央交通の電動貨車+客車という、とても個性的な車両のセットとなりました。鉄コレといえば他の鉄道事業者になかなかいないような一品物のような車両がラインナップされる傾向があり、初期は特に個性が強いものが多かったものですから、まさに鉄コレ10周年記念アイテムにふさわしいチョイスかと思います。

スライドショー

鉄道コレクション 福井鉄道200形 (202編成)
鉄道コレクション 福井鉄道200形 (非冷房)
TM-27 鉄道コレクション Nゲージ動力ユニット 地方私鉄連接車用

こちらも鉄道コレクション10周年記念アイテムで、第2弾は福井鉄道200形です。外見上は一般的な鉄道線の車両に見えますが、福井鉄道には路面電車区間があり、ラッシュ時に運用される200形も乗り入れます。道路上に一般サイズの電車が走るというのはなかなか珍しい光景です。さらにこの電車は2両編成でありながら台車が3つで、真ん中の台車を2両で共用するいわゆる「連接車」となっているのも特徴です。こちらも個性が極めて強い車両が選定されていますね。

スライドショー

鉄道コレクション10周年記念アイテムには実際に運用されていた切符をイメージしたデザインの模擬切符や、それを収納する台紙が付属いたします。

スライドショー

鉄道コレクション 第22弾
鉄道コレクション 第22弾 専用ケース

複数の車種がアソートされている鉄道コレクションのボックスシリーズはついに第22弾が登場です。今回は国鉄の湘南顔の合造気動車(乗務員室、郵便・荷物室、客室が1両に備わっている構造)と、紀州鉄道、夕張鉄道、江若鉄道、島原鉄道といった各地の私鉄で活躍したほぼ一品物の気動車をラインナップ。顔ぶれがあまりにも濃いためここでは説明しきれませんが、このような個性的な気動車を一挙にコレクションできるというのは物凄いことです。なお、キハユニ15とキハユニ16はいずれも動力化できないそうですので、Nゲージの線路で走らせる予定の方はトレーラー化パーツのTT-03Rをご利用ください。

スライドショー

鉄道コレクション 京阪電車 1900系 特急電車 (新製車) (3両セットA)

京阪電気鉄道では競合する他社線への対抗策として、特急列車の車内にテレビ放送の受像機を設置した「テレビカー」を走らせたことで大変有名です。京阪電車ならお帰りの特急列車の中でもプロ野球中継が見れますよ!という、テレビが娯楽の中心である時代に大変ありがたい存在としてテレビカーは君臨したのです。1900系はそのテレビカーのひとつです。1900系には先代テレビカーの1800系の増備形式である1810系を改造編入したグループと、最初から1900系として作られたグループがありますが、この鉄道コレクションでは当初から1900系として作られたグループを製品化します。

ちなみに、京阪電車の特急列車は特急料金などの特別料金は不要で、切符だけで乗車できます。特別な料金を取らないうえにテレビまで見せてくれる特急列車を走らせているというのは、関西地区の鉄道事業者の競争がいかに激しいかを物語っていますね。

スライドショー

鉄道コレクション ひたちなか海浜鉄道キハ3710形 (2両セット)

ひたちなか海浜鉄道は、旧茨城交通湊線を継承した第三セクターの鉄道事業者です。キハ3710形は茨城交通時代に導入された軽快気動車でひたちなか海浜鉄道の主力車両です。今回の鉄コレでは、2009年度に開催された車両デザインコンテストの最優秀作品「曙光(しょこう)の光」カラーとなった01と02の2両をセットにして製品化とのことです。

スライドショー

鉄道コレクション 三岐鉄道 ED5081形 (ED5081・ED5082) (2両セット)

三岐鉄道ではセメントを運ぶ貨物列車の運行が盛んで、電気機関車を保有しています。このED5081形は東武鉄道の貨物用電気機関車ED5080形を譲受したものです。東武鉄道が貨物輸送を廃止しED5080形を三岐鉄道に売却したのは2003年のことですが、実際に三岐鉄道で運用が始まったのはつい最近のことでなんと2015年6月からです。12年の眠りから目覚めた電気機関車とはなかなか興味深いエピソードです。三岐ファンから見ればずっと寝ていた新米のベテランがようやく動き出したわけですし、東武ファンから見れば死んだと思っていた貨物のスターが実は生きていたという驚きでしょう。これからの活躍に期待です。

スライドショー

鉄道コレクション 名古屋鉄道 6000系 (蒲郡線・ワンマン仕様) (2両セット)

今回の新製品発表で特に驚いたのはこの名鉄6000系です。名鉄はいわば日本の私鉄界の三羽烏の一つであり路線網や車両数の規模は大きなものです。様々な車種が活躍している中で、鉄道コレクションで製品化された名鉄の車両はこれまで懐かしい車種ばかりでしたが、なんと現役バリバリの6000系でしかもワンマン運転に対応した近年の姿で製品化。名鉄ファンでなくとも驚く発表でありました。

名鉄では6000系をベースとした改良形の電車を後に導入しており、名鉄の車両の歴史に名を残す通勤形電車であります。また、鉄道友の会から優秀な鉄道車両に贈られるブルーリボン賞を受賞している名誉ある車種でもあります。この鉄道友の会・ブルーリボン賞は特急形など日本各地の花形車両が選ばれるケースが多いため、通勤形車両である名鉄6000系が選ばれたのは極めて珍しい事例であることもお分かりいただけるかと思います。

スライドショー
スライドショー

ザ・トレーラーコレクション ニパ子トレーラー (2台セット)
ザ・バスコレクション 新潟交通 「ニパ子ちゃんラッピングバス」

アルティメットニッパーのイメージキャラであるニパ子ちゃんのNスケール案件です。
ニパ子トレーラーはいずれも特殊な物資を輸送する(設定の)車両となっております。
ニパ子ちゃんラッピングバスは実際に新潟交通で運行されている路線バス車両です。

スライドショー

ザ・バスコレクション 広島バスセンターセットB (3台セット)

ザ・バスコレクションシリーズにおいて、バスターミナルをテーマに複数の事業者のバスをセットにしたシリーズの新作は「広島バスセンターセットB」で、今回は広島空港リムジンバス、芸陽バス、防長交通がラインナップされます。

ザ・バスコレクション ヒトものバス

「ヒトものバス」は岩手県北自動車とヤマト運輸が共同で行っている客貨混載バスで、路線バスで旅客輸送を行いつつ宅急便の荷物も運びます。これは、過疎地域のバス路線維持や地域の見守り、運送会社の荷物の運搬の効率化、という一石二鳥、一石三鳥ともいえる効果が期待される試みです。物流の新しい形として注目されつつあり、このほかの地域でも同様の実証実験が行われています。

ちなみに、外国に目を向けますと、スイスではポストバスという客貨混載バスが運行されています。スイスでは郵便馬車が郵便物と一緒に旅客を運んだことから、郵便会社が運行するバスに発展する形で現代に続くという歴史的経緯があります。


このあと、TOMIXのプレゼンテーションが続きますが、一旦区切ります。


担当:カピの塚@「カピ松」と名乗ろうとしたら字面がカラ松に近くて申し訳ないので控えることにしました。




関連リンク

トミーテック新製品説明会レポート 2015秋【リトルアーモリー編】
トミーテック新製品説明会レポート 2015秋【ジオラマ小物、ストラクチャー編】

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