●EF57は、昭和15年(1940)に誕生した、前後に先台車デッキが付く勇壮なスタイルの戦前の国鉄を代表する旅客用直流電気機関車です。
●東海道本線で特急「つばめ」などを牽引して活躍、後に東北本線へと転じ、客車列車用の電気暖房装置を搭載し、急行列車「八甲田」「津軽」や普通列車の牽引に活躍しました。
●その中でもトップナンバーの1号機は、EF56の2次形(8~12)の流れを引く角ばった車体と、中央に寄ったパンタグラフの異端機で、2号機以降とは大きく違う外観が特徴です。

●人気のEF57を再生産いたします。晩年の昭和50年(1975)頃に、東北本線の上野-黒磯間の直流区間で、急行列車や普通列車、臨時列車を牽引し活躍した、宇都宮機関区所属の時代を再現いたします。
●今回の製品は再生産のため、仕様については従来製品からの変更はありません。

【製品特長】
●昭和47年頃、宇都宮機関区所属の形態をプロトタイプに製品化。
●前方へ張り出したパンタグラフに大きなデッキ、旧形電機特有の重厚な先台車などを表現。
●大宮工場担当車両の特徴である、屋根上は黒色で設定。
●パンタ台座は補強リブなしの形態を再現。
●主台枠は、デッキ下まで一体で再現。
●屋根上横のベンチレータは、6-4個の組合せを再現。
●屋根上の1エンドランボードは、標準的な長さで設定。
●アーノルドカプラー標準装備。交換用にKATOナックルカプラー(CSタイプ)が付属。
●定評あるフライホイール付き動力ユニットで、安定ある走行と牽引力を発揮。
●運転台を表現(操作盤・イス・室内シースルー化)
●ヘッドライト点灯。
●最小通過半径R282

【編成例】
●寝台急行「津軽」
←上野   青森→
EF57/EF57 1+10系寝台急行「津軽」

●オハ35系・スハ43系で構成された普通列車
←上野   東北方面→
EF57/EF57 1+(1) スハフ42+(2) オハ47+(3) オハ35+(4) スハ43+(5) スハ43+(6) スハフ42+(7) オハフ33+(8) オハ35+(9) スハ43+(10) オハ47+(11) オハフ33

【セット内容】
●EF57

【付属品】
●KATOナックルカプラー
●選択式ナンバープレート

【関連製品】
●10-879/880 10系寝台急行「津軽」
●5127-1/2 オハ35 茶 一般形/ブルー 一般形
●5256 スハ32
●5257 スハフ32
●5258 スハ33