【実車紹介】
●ED79は昭和63年(1988)に開業した青函トンネル専用の機関車で、国鉄のED75 700番台の機関車を改造する形で誕生した貨客両用の交流電気機関車です。青函トンネル内の独特の環境に適した構造となり、旅客列車では単機、貨物列車では重連で牽引し、活躍しています。
●現在は貨物列車の牽引を後継のEH500へと譲り、唯一の急行列車となった寝台急行「はまなす」をはじめ、寝台特急「北斗星」「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」の牽引で活躍しています。
●常用パンタグラフを当初の下枠交差型から、シングルアームパンタグラフに交換した現在の姿です。

【製品解説】
●従来のED79とは違う、オールリニューアルの新製品です。動力を含む足回りから新規製作で製品化しました。
●ED75の流れを引き継ぐコンパクトな車体が特徴の青函トンネル専用機ED79 0番台。現行の活躍する姿を再現しました。
●平成22年(2010)より、2端側(函館寄)の常用パンタグラフをシングルアームパンタグラフに換装したスタイルを製品化しました。
●JR北海道の函館運輸所青函派出所(旧五稜郭機関区)の所属機。選択式ナンバープレートは4・7・13・14を選択。
●車体側面のメーカーズプレートも別パーツ化し、「東芝/日立」を添付。前面誘導員手すりやジャンパ栓も別パーツ化しました。
●前面窓ガラス/側面明かり窓のHゴムは黒で設定。乗務員室側窓はアルミサッシ窓を再現。
●交流機関車の見所である屋根上は、金属線+緑色碍子で再現。特徴ある銀の安定抵抗器カバーがアクセント。
●クイックヘッドマークを採用し、「北斗星」「カシオペア」の2種が付属。
※「はまなす」「海峡」は客車セットに付属します。
●コンパクトな車体ながら、新規のフライホイール付き動力ユニットで、安定した走行と牽引力を発揮します。
●「カシオペア」「北斗星」「トワイライトエクスプレス」などの寝台特急フル編成(室内灯付)を牽引可能。
●カプラーはアーノルドカプラー標準装備。交換用にKATOナックルカプラーが付属します。

【特記事項】
●本製品は、平成22年(2010)年より函館寄の常用パンタグラフをシングルアームパンタグラフに換装したスタイルですので、それ以前の姿をお好みでお楽しみいただく場合、Assyパーツ品番3013-1Fに換装することで再現可能となります。