【実機について】
●第二次世界大戦終了後、戦闘機の世界はジェットの時代に入りました。アメリカ空軍でもジェット化が進められる中でリパブリック社によって開発されたジェット戦闘機がF-84サンダージェットでした。
●配備開始は1947年から。その後も改良が続けられ、1950年には主翼デザインを直線翼から後退翼に変更、エンジンも強化されたF-84Fが登場、サンダーストリークと呼ばれました。このサンダーストリークをベースに偵察機型としたのがRF-84Fです。
●機首の空気取り入れ口を主翼の付け根に移動。機首は延長され、偵察撮影用の6台のカメラがそこに設置されていました。
●エンジンはライトJ65-W-7を装備。1953年に初飛行し、最高速度は1159km/hを発揮。サンダーフラッシュの愛称で呼ばれ、700機以上が生産されました。
●アメリカはもちろん、NATO諸国などの世界各国で運用され、活躍したのです。

【モデルについて】
●トルコの模型メーカー、タンモデルによって1/48スケールで再現されたRF-84Fサンダーフラッシュのプラスチックモデル組み立てキットです。
●モデルはトルコ空軍の協力の下、実機を3Dスキャナーを使ってスキャン。そのデータと実機取材に基づく資料をベースに設計されています。
●仕上がりの全長約30cmにもなる大きさで、機体形状はもちろん、後退角のついた主翼のデザインなどを繊細に表現。機体や翼表面には凹線でパネルラインやリベットが細かく再現されています。ラダー、フラップは別パーツでセットされ、組み立てのアレンジも楽しみです。
●また、機体左右のエアブレーキは開状態で組み立て可能。さらに、ランディングギアは脚柱、車輪などに加えて、収納庫の内壁などにいたるまで実感たっぷり。
●機首に装備される偵察機ならではのカメラなどもモデル化され、透明のウインドパーツから垣間見える仕上がりも魅力です。
●コクピットもシートや操縦桿、計器板、左右のコンソールなど、細かなパーツや彫刻表現も含めてリアルな仕上がり。キャノピーも閉じた状態の一体パーツに開状態を再現可能な3分割パーツのそれぞれをセット。
●また、翼下に装備される増槽パーツ(4本)も用意。存在感ある仕上がりを演出します。
●パーツ点数は181点。じっくりと取り組んでいただきたい注目キットです。

【主な特徴】
●デカールは高品質のカルトグラフ製
●キャノピー部分の塗装をするのに便利なマスクシートが付属
●トルコ空軍の協力の下、実機を3Dスキャナーを使ってスキャンしたデータと実機取材に基づく資料をベースに設計
●金型表面の磨きや細部の修正などを行い、より実機を忠実に再現
●仕上がり全長約30cm
●パーツ点数は約181点
●機体形状はもちろん、後退角のついた主翼のデザインなどを繊細に表現
●ラダー、フラップは別パーツでセット
●機体や翼表面にはマイナス線でパネルラインやリベットを細かく再現
●機体左右のエアブレーキは開状態で組み立て可能
●機首に装備される偵察機ならではのカメラなどもモデル化
●翼下に装備される増槽パーツ(4本)も用意
●コクピットもシートや操縦桿、計器板、左右のコンソールなど、細かなパーツや彫刻表現も含めてリアルな仕上がり
●キャノピーも閉じた状態の一体パーツに開状態を再現可能な3分割パーツのそれぞれをセット
●マーキングはアメリカ空軍機、トルコ空軍機の他に、新規でデンマーク、ベルギー、ノルウェー、フランスの各空軍機のマークもセット