──キハ10系で始まった朱色一色の首都圏色

【実車概要】
●キハ10系は1950年代に登場した国鉄の一般形ディーゼルカーで、量産型として初の液体式変速機を導入するなど、その後のディーゼルカーの基礎となりました。
●小柄な車体により他系列と編成を組むと凸凹的編成となりながら全国各地の非電化路線で活躍しました。
●朱色5号1色に塗られた車両が1975年相模線に登場し、場所柄「首都圏色」と呼ばれ、その後塗装規定変更に伴い他の一般形ディーゼルカーを含め各地へ波及しました。

【実車ガイド】
●キハ10系は、1953(昭和28)年に登場した国鉄初の量産型ディーゼルカーです。同系最大の特徴は、国内で初めて液体式変速機を実用化した点で、これによりスムースな加減速と複数車両の総括制御が可能となりました。また、併結運転を考慮した貫通型の運転台も同系で初めて採用され、このスタイルは以降に登場するディーゼルカーの多くに引き継がれています。キハ17形は、同系の先陣を切ってデビューした片運転台の車両で、グループ中最多となる402両が製造され、全国各地で活躍しました。
●製品は、全幅2600mmという車体断面をはじめ、首都圏色の同形の特徴ある姿を再現したモデルとなっています。

【製品化特徴】
●ハイグレード(HG)仕様
●ヘッド・テールライトは常点灯基板装備、ON-OFFスイッチ付
●ヘッドライトは電球色LED点灯
●ヘッドライトは2灯式シールドビームの姿を新規製作で再現
●各Hゴムは灰色で再現
●貫通扉の渡り板は朱色のパーツ装着、グレー付属で交換可能
●車番は選択式で転写シート付属
●フライホイール付動力採用
●従来集電システム・黒色車輪採用
●TNカプラー標準装備

●キハ17形(首都圏色)セットについて
 ・キハ10系で片運転台車トイレ付のキハ17形セット

【特徴】
●ハイグレード(HG)仕様
●キハ10系で片運転台車トイレ付のキハ17形セット
●ヘッドライトは2灯式シールドビームを新規で再現
●各Hゴムは灰色で再現
●貫通扉の渡り板は朱色のパーツ装着、グレーパーツ付属で交換可能
●車番は選択式で転写シート付属
●ヘッド・テールライトは常点灯基板装備、ON-OFFスイッチ付
●ヘッドライトは電球色LED点灯
●フライホイール付動力搭載
●従来集電システム、黒色車輪採用
●TNカプラー標準装備

【車両】
●キハ17(首都圏色)(M)
●キハ17(首都圏色)(T)

【付属品】
●ランナーパーツ:信号炎管
●ランナーパーツ:排障器、スノープロウ、流し管
●パーツ:渡り板(グレー)
●パーツ:幌枠
●転写シート:車番

【セット内容・編成例】
●高山本線(1979年頃)
キハ58-400M<8412>(T)キハ17(M)キハ20<2475>キハ25(M)キハ25(T)キハ26<2464>(T)キハ26<2464> (T)キハ17(T)

●鳥山線(1979年頃)
キハ11<9432>(T)キハ11<9431>(M)キハ10<9430>

キハ16<9433>キハ11<2447>(M)キハ11<9432>(T)

太字:セット
太字下線部:単品

【別売りオプション】
●室内灯:<0734>LC(電球色)