●オリジナルの秀麗な姿を描写した造形の極致
●逸出したウルトラマンティガ彫像

●ウルトラマンティガはテレビ作品内でもシーンに合わせてスーツアクターを変更して体型の違いを表現するなど、ビジュアルを重視しており、ティガのスーツもシンメトリーの取れた端正なマスク、継ぎ目等が目立たないスーツ等、昭和シリーズのウルトラマンとは大きく異なり、
洗練された高い仕上がりになっているのが大きな特徴である。
●本製品はティガのスーツの要素を正確に反映させた上で、全体を整える微妙なアレンジを施している。
●この微妙な造形アレンジが、ティガの特徴である「端正」「洗練」というイメージを増幅し、もっとも実物に似ていて、もっとも美しいという造形表現することを可能とした。
●実物のイメージを損なわずに実物以上に綺麗な表現を施すという造形技術は木下隆志だけが成しえることのできる技であり、ウルトラマンティガのような端正なデザインとは抜群のマッチングである。

●フィギュアの域を超えた鑑賞用リアル彫像。
●マスク形状は実物プロップを写実的に検証し再現。
●模型では再現が難しい複雑な構造を持つ目、額の「ティガクリスタル」を実物同様に表現。
●カラータイマーは透明素材を使用、裏側からモールドすることで実物同様の表現を実現。
●プロポーションは実物のイメージを損なわない微妙なアレンジを加えてリアルに再現
●スーツの質感も実物どおりを追求
●しっかりと固定できるコールドキャスト製専用台座付き。

-ウルトラマンティガ-
●『ウルトラマン80』の放映後16年ぶりに製作されたTVシリーズで、『ウルトラマン』放映からちょうど30年目となるとなる1996年(平成8年)に放送された。
●続編の『ウルトラマンダイナ』『ウルトラマンガイア』と合わせて「平成ウルトラマン三部作」と呼称される。
●状況に合わせてマルチチェンジするという新要素はその後のウルトラマンシリーズの定番となり、平成ウルトラマンのスタンダードとも言える作品である。

-シリーズ紹介-
●写実主義ではない究極のリアリズム表現
●木下隆志が魅せるキャラクター造形の真骨頂
●木下隆志は実際の目で見て脳が認知する網膜像ではなく、心の中で脳が抱くイメージ像を造形で具現化できる類い稀な造形作家である。
●モチーフの単なるコピー表現ではなく、人々が頭の中で作り上げる感覚的イメージを突き詰める表現により、`実物よりも本物っぽい`と感じる造形物を産み出すことができるのだ。
●その手法はモチーフを写実的にリサーチした上で、頭身など体型を成すアウトラインのバランス変更、仕上がり時の見映えを考慮したディテール再現を加減する。
●この一歩進んだリアリズム造形により、`誰もが心に思い描くキャラクターのイメージ`を正確に立体表現できる唯一無二の造形作家であるといえる。

-木下隆志-
●1988年、ガレージキット黎明期を経てメーカーとして確立した海洋堂に造形師として参加。以来30年間、海洋堂所属の造形スタッフとして第一線で活躍する。当初は写実的造形を極め、実物と見間違えるほどリアルな造形を得意とし、ウルトラマンなどのキャラクターから昆虫や恐竜など幅広いフィギュアの原型制作を手がけていた。
●近年では海洋堂が企画するカプセルトイシリーズ「カプセルQミュージアム」でメイン造形師として活躍している。

●付属品 :専用台座