フィギュアが壊れたときの対応まとめ

ほとんどの破損は、間接部分

パーツが細かいため、ダメージを一番受けやすい箇所です。逆にここさえ直せれば、復活させることも可能。

一番簡単に手に入る修理用具。接着時に白色化するものがあるので注意が必要。固まったときに変色しないもの選ぶ。

接着剤よりももっとしっかりと補強をしたいという場合には、細い真鍮線（金属線）をジョイントに通すやりかたがオススメ。

材料：
金属線（数百円程度）
ピンバイス（穴あけ用具：数百円程度）
接着剤（数百円程度）

1.折れたパーツにピンバイスで穴を開ける

出来るだけ中心をえぐり、かつ貫通してしまわないように注意。

2.穴の中に真鍮線を通し、接着剤で固定

この際にも接着剤の付きすぎは厳禁。爪楊枝等を使って慎重に行い、そのその後数時間放置。

3.真鍮線を適度な長さに切り、もう一つのジョイントパーツと接合

接合したら、やはり慎重に接着剤をつけて補強します。

4.修理したパーツをジョイント部分にもどす

もし接着剤のつけすぎでうまくはまらなかった場合、紙やすりなどで筆禍かかっている部分を削り取ります。削りすぎ注意。

上記二つに比べて手間はかかりますが、安定感という意味では文句なし。

材料
ネジ（フィギュアのサイズにできるだけあったもの。100円程度）
ピンバイス（ネジ穴を開けるものであればドリル等でも可）
のこ（糸鋸）またはペンチ

1.ピンバイスで穴を開ける

本体側・パーツ側両方に穴を空けます。この際、穴はネジよりもやや小さめにすること。また、深く掘りすぎることのないように注意してください。

2．ネジを切る

フィギュアの大きさに合わせてネジを切ります。ペンチ（ニッパー）もしくはのこぎり（糸鋸）で切ります。
のこぎりで切る際には摩擦熱でネジが熱くなるため、取り扱いには注意。

3. ネジを穴に差し込む

穴の半分ほどまで慎重にネジを差し込みます。

4.本体に差し込む

ネジを差し込んだパーツを、本体に入れます。本体にもネジ穴があるため、ぐるぐると回しいれるようにします。

お湯につける

ABS樹脂：やや固めの素材。60度～70度ほどのお湯につける。つけすぎるとぐにゃぐにゃに。

PVC樹脂：比較的柔らかめの素材。40度程度のぬるま湯につける。こちらもつけすぎは禁物。

やすりがけ

比較的簡単にジョイント部分が外れ、かつ傷がついていしまうことを気にしない場合、鑢で部分を削るのも手。

木工用ボンドを使う

直で流し込むのではなく、水に一度溶かして適度な硬さにし、スポイトで該当箇所につけるだけ。

ペンチをつかう

ボンドを使ってもゆるいかつ傷が付いてもかまわない、という場合には、間接にペンチ等で傷をつけてギザギザ面をつくり、ジョイントにひっかかりをつけます。