目からうろこ！光硬化パテを使ったレリーフの作り方

複雑な紋様や、正式ロゴをそっくりそのまま立体にしたい・・・でも手作業では限界がありますよね。

模様を1つ1つ手作業で彫り進めるぞ。


・・・なんて面倒な作業やってられるかぁー！！
(ノ｀Д´)ノ彡＝＝＝＝＝┻━┻))ﾟДﾟ)･∵.

タミヤ 光硬化パテ

太陽の光や蛍光灯の光で硬化する特殊なパテです。直射日光で1分、卓上蛍光灯の場合2分で硬化します。ヒケがほとんどなく、プラモデル用塗料で着色できます。

光の当たった部分が硬化する特殊なパテ

その性質から、白黒で印刷した紙の裏から光を当てれば、黒い部分が光を遮断し、白い部分だけが硬化するんです。印刷の白黒を反転すれば、浮き彫りもできちゃいます。

立体にしたい模様を白黒に印刷する

【その他に用意するもの】
・光硬化パテ
・卓上ライト
・ティッシュ
・綿棒
・爪楊枝
・粘土やスカルピーなど

模様にパテを塗り、紙の裏からライトで照らす

綿棒でいらない部分のパテを除去すると、白い部分に塗ったところだけが盛り上がった状態で残ります。

凸モールドになった模様を粘土に転写

この時、表面にベビーパウダーやメンソールを塗っておくと、粘土から剥がれやすくなるそうです。

粘土から紙を剥がし、周りのいらない粘土を除去する

紙を剥がすときは、紙を曲げないようにすることがコツ。曲げるとせっかく硬化したパテが割れてしまうそうです。

光硬化パテで制作された看板

全体の作業時間は30分くらいだそうです。プラ版よりも簡単に、美しく作れるんですね！

複製の為の素材としても有能

おゆまるで複製したパーツ。
エポパテやポリパテとくらべて硬化も早く、型からスッキリ抜けるのが利点なんだそうです。