こんばんは、カピの塚です。
今日は…
本日入荷!
Bトレインショーティー 路面電車5 (花100形+8800形オレンジ) (2両セット)
Bトレインショーティー 路面電車6 (7500形阪堺色+8800形イエロー) (2両セット)
のサンプル組み立てレビューをいたしましょう。
▼8800形イエローと7500形阪堺色の中身です。
シールと説明書の入った小袋、
シャーシ、台車、レリーフ、ブロック構造体などが入った小袋が2つ、
8800形イエローのボディ一式が入った小袋、
7500形阪堺色のボディ一式が入った小袋が入っています。
▼8800形オレンジと花100形の中身です。
こちらもシールと説明書の入った小袋、
花100形専用のケーキ装飾表現シールの入った小袋、
シャーシ、台車、レリーフ、ブロック構造体などが入った小袋が2つ、
8800形オレンジのボディ一式が入った小袋、
花100形のボディ一式が入った小袋が入っています。
▼付属のシールと組み立て説明書です。
この説明書とシールはどちらも共通です。
シールは大変ぎっしりとした内容です。
なにはともあれ、まずは組み立てていきましょう。
8800形オレンジを組み立て工程をご紹介します。
▼8800形オレンジの部品一式。
8800形オレンジを組み立てるのに必要な部品一式です。
台車レリーフは8800形用と、7500形/花100形用とはデザインが異なりますので、ご注意を。
▼部品をランナーから切り出します。
時間短縮のため、必要な部品を一気に切り出しております。
(初めての方は、説明書の手順に従って順に切り出していったほうが良いですよ)
▼台車部品を二つ合わせて組み立てます。
Bトレインショーティーは従来NewHGフレーム構造でしたが、
路面電車シリーズでは、SHGフレーム構造となっておりますので、
台車の組み立て方が異なります。
台車となる部品が4つ入っており、それぞれ二つずつ合わせると、
このような台車枠となります。
▼台車に車輪を取り付けます。
台車枠に車輪を嵌め込みます。
台車枠を組み立てた後に嵌め込むので簡単ですね。
▼出来上がった台車をシャーシ(床板)に取り付けます。
出来上がった台車をシャーシ(床板)に取り付けます。
カプラー取り付け部が無い(別付)なので向きは気にする必要がありません。
※都電荒川線では連結運転を行わないのでカプラー取り付けは不要です。
▼台車側面にレリーフを取り付けます。
台車側面にレリーフを取り付けます。
上下方向を間違えないよう、説明書や箱のイラストを参考にしましょう。
これが終わると下回りの組み立ては完了です。
▼骨組みとなるブロックの構造体を2つ合わせて作ります。
骨組みとなるブロックを組み立てます。
これも左右2つ合わせることでOKです。
▼屋根にパンタグラフを取り付けます。
説明書では最後にパンタグラフを取り付ける指示が出ていますが、
私はこの段階でパンタグラフを取り付けています。
▼ブロック構造体に屋根を取り付けます。
先ほどのブロックに屋根を取り付けます。
都電では特に前後の向きを気にする必要はないようです。
▼ブロック構造体の左右に側面パーツを取り付けます。
屋根を取り付けた後は側面パーツを取り付けます。
非常にすんなり入りました。
▼正面パーツを取り付けます。
両側の側面パーツを取り付け終わったら、正面パーツを取り付けます。
なお、8800形の場合は行先表示がフロントガラス内なので、
正面パーツを取り付ける前に行先シールを貼った方が良いでしょう。
▼車体(右)が組みあがりました。
左はシャーシ一式(下回り)、右はボディ一式(上回り)、それぞれ組み立て終わりました。
▼シャーシの上に車体を被せて組み立て完了です。
シャーシ一式の上に車体一式を被せることで組み立てが完了しました。
従来のBトレはカチッという留め方ですが、
こちらはスッと入るのでちゃんと固定されたのか一瞬不安になりましたが、
特に力を入れずにはまるようになったのは素晴らしい。
組み立てに慣れれば1両あたり5~10分程度で組み立て完了です。
※個人の感想です。人によって異なります。
一段落したところで、このあとシールの貼り付け作業を行いますが、
貼り付け点数が多いため予想以上に時間がかかりました。
シール貼り付け作業の途中経過の写真は撮るのを忘れましたので、
いきなり完成写真へ飛びます。
▼8800形イエロー8810号車
▼8800形イエロー8810号車
8800形で貼り付けるシールは、
正面では、(1)行先表示、(2)車番、(3)荒川線ロゴの3ヶ所
側面では、(4)入口窓入口表示、(5)入口扉脇入口表示、
(6)イチョウマーク+車番、(7)荒川線ロゴ、(8)車椅子マーク、
(9)出口窓左出口、(10)出口窓右出口、(11)出口扉脇出口表示の8か所、
これらがいずれも前後左右で2回ずつ。
そして片側の側面だけですが、手摺表現のシールも貼り付けます。
また、ヘッドマークも用意されております。
出入口の表示や正面の車番・ロゴなどは位置決めが楽ですが、
側面のイチョウマーク+車番、荒川線ロゴは、別々なので少々位置決めが難しいです。
▼7500形阪堺色7511号車
阪堺電気軌道の旧色をまとった7511形です。
同時期に阪堺電車では都電の旧色をまとった電車が走り、
両者の塗装を入れ替えることで線路はつながってなくても相互乗り入れ運転
という主旨で実施された特別塗装なのです。
▼7500形阪堺色7511号車
方向幕シールは「早稲田」や「三ノ輪橋」など荒川線のものだけでなく、
阪堺電車の「あびこ道」や「天王寺駅前」なども用意されています。
その他出入口、車番、ロゴなどは、イラストを参考に、
窓桟やヘッドライトなど、周囲にあるものを目印に貼り付けて行けば大丈夫です。
なお、7500形の側面パーツについては窓ガラスの表現が無いようで、
風通りが非常に良い状態となっておりました…。
▼8800形オレンジ8808号車
▼8800形オレンジ8808号車
先ほど組み立て工程をご紹介した8800形のオレンジです。
シールの貼り付け箇所については先述のイエローと同じです。
オレンジは8808号と8809号の2両が在籍していますが、
車番のシールはどちらの番号も収録されています。
さて、続いては今回一番の目玉車両です。
▼花100の側面パーツは透明です。
先ほど中身のご紹介で、花100形のパーツもお見せしておりますが、
拡大してみてお分かりの通り、側面の壁が無い部分は透明で再現されています。
また、ピンクの水玉模様(?)は印刷で表現されております。
▼花100形ケーキ装飾専用のシールです。こちらは昼間用。
花100形は花電車ですので、装飾が肝心。
都営交通100周年記念のケーキ装飾を表現する部分は、
このようなシールで再現します。
▼花100形(側面は昼間仕様)
ケーキの上には、大江戸線、浅草線(5000形)、都電、日暮里舎人ライナーが見えますね。
なかなかよく再現されています。
▼同じく花100形のケーキ装飾用シールで、夜間ライトアップ仕様。
先ほどの装飾用シールはもう一枚入っていて、
こちらは日没後の夜間に運転されたときの雰囲気を再現できる色合いになっています。
方向幕やヘッドマークもこちらに入っていました。
▼花100形(側面は夜間仕様)
せっかくなので反対側は夜間仕様の装飾シールを貼ってみました。
電飾が光っている表現なのでケーキ部分は暗くなっています。
なお、ケーキの上の飾りは左右側面で異なるため、
こちらの面には都営バス、円太郎バス、都電6000形、都電8800形が飾られています。
▼花100形のサイドビュー
ケーキ装飾はなるべく立体的に見えるような工夫がなされています。
ケーキ上段を再現するシールは、車体内側の黒いブロック構造体に貼る指示となっています。
ケーキ下段およびその周辺のリボンや「がんばろう日本」の文言などは、
側面パーツに貼り付ける指示となっており、ケーキ上段部分と重なる部分は透明です。
これにより、ケーキ上段の飾りやろうそくなどは奥まって見えるという仕組み。
側面パーツが透明部品で構成されている理由がこれでお分かりになったかと思います。
▼側面から屋根につながるリボンの処理について
花100形のシール貼り付けは難易度が高いです。
先ほどのサイドビュー写真の右上方向に延びるリボンは長さが足りないので、
延長用のリボンシールがあり、これを繋ぐように貼ります。
側面隅から右斜め上方向に延び、屋根肩を通って、乗務員室上にまで続きます。
実車の写真を確認しながら貼った方が良いでしょう。
そのあと、リボンの結び目シールを側面から屋根肩部分にかけて重ね貼り。
窓ガラスにかからず、かつ窓ガラスのRとは角度が異なるという、
微妙な位置に貼り付けます。
リボンの結び目シールを貼り終えたら、側面隅の手摺シールを重ね貼りすることで、
この部分の作業は完了です。
▼側面からスカートにつながるリボンの処理について
サイドビューの左斜め下方向にもリボンが伸びていますが、
先ほどと同様に長さが足りませんので延長します。
私の場合、この延長リボンは正面スカートから貼り始め、
斜めにライトボックスの下を通り、ダイヤモンドカットの正面パーツを進み、
そのまま側面へつなげるように貼り付けました。
うまくつながるように貼るためには角度をよく考えねばなりませんので、
先ほどと同じく難しいです。
サイドビュー左下隅に製造者名シールも貼りますので、お忘れなく。
あとは、正面の方向幕とヘッドマークの貼り付けをすれば完了です。
花100形は車両の組み立て自体は5~10分で終わりましたが、
シールの貼り付けに苦戦して40~50分くらいかかったと思います。
(※個人差があります)
▼完成!
というわけで、無事に4両のBトレ都電が出来上がりました。
従来品よりも組み立て易しくなった一方で、
シール貼り付けが大変だったという一言に尽きますが、
苦戦したおかげで出来上がった時の達成感というのはなかなか清々しいものがあります。
(一部シールが斜めってる所やずれてる所がありますがどうか大目にみてください)
手軽な鉄道模型工作として楽しんでみてください。
以上、
本日入荷!
Bトレインショーティー 路面電車5 (花100形+8800形オレンジ) (2両セット)
Bトレインショーティー 路面電車6 (7500形阪堺色+8800形イエロー) (2両セット)
のサンプル組み立てレビューでした。
担当:カピの塚@最近ホビーサーチの近くで見かける
「AKIBAwith634」というバスに乗ってみたい