斬捨御免でごわす
はい、
おでんは厚揚げ派
みししっぴです
明日からは早くも12月、師匠も走っちゃうシーズンですよ
お正月も近付いてきたことですし、こたつでカードゲームというのも風流ではござらぬか
・・・と言うことで

知の駆け引きと、血沸き肉踊るゲーム
協力推理型パーティーゲームシリーズ 幕末編
斬捨御免
協力推理型パーティーゲームシリーズ 幕末編 斬捨御免

時は幕末、欧米列強の来航により、それまで平穏だった日本は未曾有の国難を迎えた…。
あなたは"幕末の登場人物"としてこれに立ち向かうべく、行動を開始することとなる。
「み、みぞうゆうの国難っ!?」
(;;;゜Д゚)
と言うことで、どのようなカードなのか説明すると・・・
「お手軽・かわいい」推理ゲーム
このゲームは、自身の手札と他のプレイヤーの出した札をもとに推理を深めていくパーティーゲームです。
「新選組」「土佐藩」「長州藩」「薩摩藩」「メリケン」「エゲレス」という6つの勢力が存在する中、同勢力であれば『協力』し、他勢力であれば『成敗』と、自身の正体を隠しつつ推理を進め、他プレイヤーの正体をあばいたプレイヤーが勝利します。
・・・とまぁ、公式からまるパクしてきたんですが
簡単に言うと"自分の正体をバレないように、他の誰かの正体を当てるカードゲーム形式の推理ゲーム"ですね


カードは人別カードと計略カードの2種類あり、人別カードは1~7の数字のカードが各1枚ずつ「新選組」「土佐藩」「長州藩」「薩摩藩」「メリケン」の5藩に「エゲレス」が1枚で36枚
計略カードは6種類あります
こちらの説明は後ほど・・・

それらのカードを使用し、3人~6人で遊ぶことができます
(5人で遊ぶ場合)1~6までカード×5勢力とエゲレス1枚の31枚を6枚ずつバラバラに配り、余りの1枚は使わないので裏返しにして見えないように置いておきます
そして各プレイヤーは自身の手札から自分の分身となるカードを1枚選び、他のプレイヤーに見えないように裏返しにして自分の前に置きます
カードには自分のキャラの名前とどの藩に所属しているかが名前と色で記してあります
で
そしてカードに1~7までの番号が書いてあります
幕末なのにマイナンバーの先駆けですね☆



このカードが見破られたら、ゲームに負けるので、慎重に見えないように裏返してくださいね
スマホの画面保護フィルムを貼るくらい慎重にお願いします
これでゲームの準備は完了です
一番年下のプレイヤー(2回目以降は前回負けたプレイヤー)からゲームが始まります
いやぁ、若さって罪ですね☆
手札からカードを1枚選び、自分の左隣りの人に
『この者を知っておるか?』
と言いながら場に出します

出されたプレイヤーは、そのカードが自身の分身(最初に選んだ裏返しのカード)と同じ藩(色)か同じ数字かをチェックします
毎回、毎回カードをめくって確認してると、他のプレイヤーに見えたりしちゃうんで、覚えておくのが吉ですよ☆

もし同じ藩(色)か同じ数字のカードだったら
『この者を知っておる』
と言い、カードを横向きにして分身の横に置きます

同じ藩でも、同じ数字でもない場合は
『知らんのう』
と言い、カードを縦向きで分身の横に置きます

この後に"誰かを成敗・協力する"の行動を起こすことができるのですが、情報が集まらない序盤はパスをして、場の様子を伺うのが得策かと・・・
行動に出る場合は、自分以外のプレイヤーを指名し
自分『失礼ながら、△△(勢力名)の○○(カード名)とお見受けする』
とカード名を宣言し、指名されたプレイヤーは
・自身の正体を見破られた場合
相手『いかにも』
自分『斬捨御免!!』
となり正体を当てたプレイヤーの単独勝利でゲームが終わります
もし、正体を当てたプレイヤーと同じ勢力(藩)だった場合は、手を差し伸べ
『よろしく頼む』
となり、相互勝利でゲームを終わらせることができます
・自身の正体と違うカードを言われた場合
相手『人違いでござろう』
と言い、正体を見誤ったプレイヤーは
『ぬかったわ』
と言い投獄されます(ゲームから脱落です)
友達かと思って声をかけたら人違い・・・
現代だと恥ずかしいだけですが、なんと幕末では投獄されていたのです(多分違います)
この流れを時計回りで、誰かが斬捨御免・相互勝利するか、投獄され残り1人になるまでを繰り返していきます
順番を繰り返していくと、ヒントが増えて相手の正体も絞られてきます

相手のカードが"何色の何"までわかった
けど、水色の6番が何藩なのかわからない
カード名を把握してなかったが故のトホホな状況ってやつですね
そこで・・
テレレレレッテレーーー

これに全ての人別カードが何藩でなんて名前なのかが書いてます
こんな御時世に、プライバシーもクソもない便利なカードですよ
ゲームの時は、みんな見やすいようにテーブルの真ん中に置いたりしておくと便利ですよ
相手の正体がわかったら声高々に叫びましょう


斬捨御免
これにてゲーム終了です
まぁ相手が西陣織だったんで、斬り捨て御免というよりは裁断で、これから着物になるのかな?感が溢れてますが・・・
そしてゲームに慣れてきたら、計略札と言う特殊なカードを導入することで、更に遊びの幅を広げれます
計略札と言う白いカードは、通常のカードを配った後に、各プレイヤーに1枚ずつ配ります
この札はカードを出した後の、相手を成敗する前の間に使用することができます

例えば・・・
この"ごわす"のカードだと
「プレイヤーを1人選んで、そのプレイヤーは西郷隆盛の口調で話すことを余儀なくされる」
いや、言う方も恥ずかしいし、聞く側もたどたどしい薩摩弁になんとも言えない気持ちになりますね・・・

そして今回のオススメポイント
イラストレーターのとあざさんの描いた可愛いイラスト
これもう、ゲームやんなくても見てるだけでいいんじゃないかなってくらいの可愛くデフォルメされた偉人に名産物☆

九州では豚汁を"ぶたじる"と読む地域が多いんですが、薩摩藩のこのカード
ちゃんとふりがなに"ぶたじる"と書いてあるんですよ
そこはかとないこだわりも感じる九州愛
まぁ豚は食べられるんで、こんなゆうゆうと風呂入ってる場合じゃないんですけどね☆

「正直このブログじゃルールがわかりにくかった・・・」って人
はい、テーブルに付属の説明書を置いて遊びましょう
今回のブログじゃ説明できなかったルールもたくさんあるので、要チェックですぞ☆

僕達も机の上の説明書見ながら、手探り感で遊んでました
公式さんからわかりやすい説明&プレイ動画も公開されてるんで、気になる方はそちらもチェック☆
以上
説明書はあんまり読まない派、みししっぴでした☆
担当:みししっぴ
撮影:みししっぴ、とみのん