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Tomeko
For history lovers! Edo Daimyo Dictionary!
This article has been written in Japanese.
We apologize for your inconvenience, and your for your understanding.

江戸時代。

室町後期から続いた戦乱が終わり、
300年という平和(内乱が無かったという意味で)を享受した、
ちょっと不思議な時代。


ごきげんよう、トメ子です。
いきなりですが今日は江戸時代に纏わる一冊をご紹介しましょう。



●江戸大名事典
物語性より資料性のが高め


シヴいタイトルですね。中身もまんまです。


さて。
江戸時代における大名というのは、
石高一万石以上の武士がこれに該当します。
歴史ある名門から新興豪族まで、一万石以上の武家はすべて大名です。

現代風に言うと、県知事や国会議員でしょうか。


さてさて。
300弱ほど存在した大名家は幕府内で更なる序列がつけられ

1、徳川将軍家と縁戚関係にある=親藩大名
2、徳川将軍家に長く仕えてきた(※関ヶ原以前)家臣=譜代大名
3、それ以外=外様大名

といった分類をされました。

そんなわけで幾つか大名家を取り上げましょう。


■親藩:会津松平家■
将軍家マジLOVE1000%

大河ドラマで絶賛活躍中の会津藩は親藩中の親藩です。
藩祖・保科正之は秀忠の子、即ち三代将軍家光の弟です。

ところが。

・秀忠が恐妻家。
・母である静の方の身分が低い?(正式に側室として迎えられた形跡がない)

といった事情から、最初は隠し子的な扱いをされておりました。

当然ながら江戸城では育てられず、
家臣・保科氏の嫡子として届けられてしまいます。

なんだか酷い扱いですが、大丈夫です。
成人後には親族にも正式に存在を認知されるようになります。


家光は実弟・忠長とは家督争いの末に殺しちゃう勢いで不仲でしたが、
素直で優秀な異母弟・正之はとても可愛かったのか、
これを会津23万石の大大名に取り立てています。

家光の信頼は死ぬまで揺らぐことなく、
これに応えた正之も「会津家訓十五箇条」の第一条に


「会津藩たるは将軍家を守護すべき存在であり、
藩主が裏切るようなことがあれば家臣は従ってはならない」


と記しました。
将軍家大好き・会津藩の誕生です。

藩祖・正之が実直な性格の名君だったこともあり、
続く歴代藩主たちも学問を好み、質素倹約を重視。
幕末の藩主・松平容保は遺訓を守り、新政府軍と激戦を繰り広げました。


もし、正之が秀忠に認知されていたら……
会津藩どころか、将軍家の家系図すら違ったかもしれません。



■譜代:三河西大平藩■
小さい大名は1ページも貰えないのだ…

三河西大平藩……どこだよって?今で言う愛知の一部です。
ページも見開きどころか1/2ページです(画像左上だけ)。

うん、まぁ……なんともマイナーなのですが。
藩祖はあの大岡越前です。

大名と言うと、戦国時代からずーっと続くお家だけかと
思われる方も多いかもしれませんが、
江戸期になって新しく誕生する家も少数ながらありました。

大岡越前こと、大岡忠相は旗本格の家でしたが、
八代吉宗の時代に町奉行として活躍し、石高が遂に一万石を超えたことで
大名デビュー(?)を果たします。

だから譜代大名というのはちょっと毛色が独特なのですけれど。
個人的には大岡越前が大名だったという事実に驚愕しました。



■外様:長州藩■
みんなもっと毛利家を知るべし

Q:幕末で有名な薩摩藩は島津家。
では、長州藩は何家でしょう?











A:毛利家

偏見かもしれませんが、
実はあまり知られていないんじゃないかと思っております。

戦国大名・毛利元就の立派な末裔です。
関ヶ原では西軍の総大将を務めた由緒正しい外様大名です。

薩摩@島津家に比べて、藩主の知名度こそやや控えめなものの、
幕末の毛利敬親さんは広く人材を集めたことで知られます。

幕末と言うと、台頭する下級武士と上級武士の間で
微妙な諍いが起きたりもしがちです。
(西郷隆盛と島津久光、武市半平太と山内容堂など)

が。
敬親さんはかなり慕われていたらしく、
長州藩に関しては、そこまで激しい上下対立の話を聞きません。




この他、



徳川四天王・井伊直政に始まり、
桜田門外で暗殺された直弼を輩出している彦根藩@井伊家や
(直弼暗殺時における幕府の対応が冷たかった為か、
譜代ながらあっさり新政府軍に降伏しています)





同じ徳川四天王・本多忠勝を祖とする名門ながら、
なぜか多くの支流が廃絶している本多家など(石高も低め)


戦国の有名武将がいったいどうなったのかな、
という追い方もできます。
結構、不行跡を理由に潰されているところが多かったりして。


と、まぁ。
有名どころから、マニアなところまで
江戸時代の大名家がずらりと並ぶ一冊です。

一冊にまとめているので、有名大名家に関しては
記述が薄く感じられる部分も多いのですが、
一方で家紋なども一つ一つ収録しているので、広く薄く的な見応えはあります。

(徳川・松平家の三つ葵は家格によって葉の枚数が違うという
細かい違いがあるのですが、それも抑えているのは流石です)


見返してみると、無駄に濃ゆい記事ですね。
ここまで読んで下さった方は本当に有難うございます。


戦国末期~幕末を通しての本なので
ある意味珍しいかもしれません。マイナーとも言いますが。



そんなこんなで本日はこれにて!
来週もホビーサーチをよろしくお願いします。


担当:トメ子@ロマサガ3が移植されれば、諭吉さんでも買うのに。
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