Tomytec explanatory meeting report 2013 Spring [TOMIX`s Suburban Train]

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Kapinozuka
Tomytec explanatory meeting report 2013 Spring [TOMIX`s Suburban Train]
This article has been written in Japanese.
We apologize for your inconvenience, and your for your understanding.


こんにちは、カピの塚です。
先週開催されたトミーテック新商品説明会にて展示されていた試作品をご紹介いたします。
この記事では、TOMIX Nゲージ 近郊型電車にスポットを当てます。

★国鉄 113-0系 近郊電車 (冷改車・湘南色・関西仕様)
国鉄 113-0系 近郊電車 (冷改車・湘南色・関西仕様)

国鉄時代、関西地区に配属された113系を表現したセットです。
ベースは初期車ですので、ヘッドライトは「大目玉」と呼ばれる大型のもの。
屋根上のベンチレーターは丸い形をしている「グローブベンチレーター」です。
冷房改造されたにも関わらず、側面に方向幕が取り付けられていない関西特有の改造スタイル。

基本セットと増結セットAを並べた展示でした。
各車両をご覧ください。

[No.92475 基本セット] クハ111-0
クハ111-0

大阪・大垣方面先頭車。
※増結セットBにも入ります。

[No.92475 基本セット] モハ113-0
モハ113-0

パンタグラフ無し中間電動車。
※増結セットBにも入ります。

[No.92475 基本セット] モハ112-0
モハ112-0

パンタグラフ付き中間電動車。模型ではこの車両に動力が入っています。
※増結セットBには動力無しの方が入ります。

[No.92475 基本セット] クハ111-300
クハ111-300

宇野・岡山方面先頭車。トイレが付いています。
※増結セットA、増結セットBにも入ります。

[No.92476 増結セットA] サロ113-1000
サロ113-1000

グリーン車。関西地区では1980年頃まで連結されていました。
屋根にずらっと並んだ急行電車用のエアコン、側面にずらっと並んだ窓、
グリーン車マーク、そして緑の等級帯などが際立ち、編成に彩を添えます。
シートピッチが広いタイプを選定、新規作成したとのことで模型としても気合が入っています。
増結セットAにしか入っていない車両です。

[No.92476 増結セットA] モハ113-0
モハ113-0

パンタグラフ無し中間電動車。
※基本セット、増結セットBにも入ります。

[No.92476 増結セットA] モハ112-0
モハ112-0

パンタグラフ付き中間電動車。
※増結セットBにも入ります。

[No.92476 増結セットA] クハ111-300
クハ111-300

宇野・岡山方面先頭車。トイレが付いています。
※基本セット、増結セットBにも入ります。

<セット構成>
No.92475 国鉄 113-0系 近郊電車 (冷改車・湘南色・関西仕様) (基本・4両セット)
No.92476 国鉄 113-0系 近郊電車 (冷改車・湘南色・関西仕様) (増結A・4両セット)
No.92477 国鉄 113-0系 近郊電車 (冷改車・湘南色・関西仕様) (増結B・4両セット)

<編成例>
1978年10月頃の宇野線直通快速(12両編成)を再現する場合:基本セット×2、増結セットA×1
グリーン車を従えて堂々の12両編成で走る姿は模型でも圧巻でしょう。

1984年頃の東海道・山陽本線(8両編成)を再現する場合:基本セット×1、増結セットB×1
モノクラス編成で走らせるならこちらの編成がおすすめ。


★JR 115 1000系 近郊電車 (新新潟色)
JR 115 1000系 近郊電車 (新新潟色)

JR東日本の新潟地区に配備されている115系。
リニューアル工事が施工された車両は、ホワイトのボディに青の濃淡を配した塗装になりました。

なお、今回は旧製品を用いた展示です。
本番品では修正・変更される箇所が生じる模様です。
それでは各車をご覧ください。

クモハ115-1000
クモハ115-1000

柏崎・新潟方面の先頭車(制御電動車)。

モハ114-1000
モハ114-1000

中間車(中間電動車)。
模型ではこの車両に動力が入ります。
パンタグラフはシングルアーム式のPS35B形を採用。

クハ115-1000
クハ115-1000

村上・長岡・水上方面の先頭車(制御車)。

<セット構成>
No.92495 JR 115-1000系 近郊電車 (新新潟色) (3両セット)

115系1000番代は、「新新潟色」の他に「新潟色」が予定されています。
ホワイトボディに緑の濃淡を配したカラーリングです。
こちらは展示がありませんでした。

<セット構成>
No.92493 JR 115-1000系 近郊電車 (新潟色) (3両セット)
No.92494 JR 115-1000系 近郊電車 (新潟色・L編成) (4両セット)

4両セットは、両先頭車がクハとなり、クモハが含まれない「L編成」が選定されています。

新潟地区の115系は、信越本線・上越線・白新線などで運用されており、
2両・3両・4両の細かな編成で地域の足として活躍しています。
今回は3両と4両のセットですが、お好きなセットをお買い求めください。

余談ですが、俗に新新潟色は「JKワイパー」、新潟色は「キムワイプ」にそれぞれ例えられることがあります。

★JR E233-3000系 近郊電車 (増備型)
JR E233-3000系 近郊電車 (増備型)

E233系3000番台のうち、宇都宮線・高崎線の211系の置き換えおよび、東北縦貫線(東京~上野間)開業を控え、増備されたグループ(田町車両センター、高崎車両センター配属)を再現しています。
東海道線の国府津車両センターに先行導入された編成とはトイレの位置が異なるほか、製造を担当した車両メーカーも異なるため屋根のビートの処理も違います。

さて、試作品ですが今回は、基本セットA、増結セットA、増結セットBの3セットを連結した展示でした。

[基本セットA] クハE232-3000
クハE232-3000

1号車。上野・熱海方面先頭車です。

[増結セットA] モハE232-3400
モハE232-3400

2号車。パンタグラフの無い中間電動車です。

[増結セットA] モハE233-3000
モハE233-3000

3号車。パンタグラフ付きの中間電動車です。

[増結セットB] サロE232-3000
サロE232-3000

4号車。2階建てグリーン車で乗務員室と業務室があります。

[増結セットB] サロE233-3000
サロE233-3000

5号車。2階建てグリーン車でトイレと洗面所があります。

[増結セットA] モハE232-3800
モハE232-3800

6号車。パンタグラフの無い中間電動車です。
このグループ初登場の車両で、トイレが新たに設置されています。
その代わりに補助電源装置(SIV)がありません。
車両番号が3800番台に区分されています。

[基本セットA] モハE233-3400
モハE233-3400

7号車。パンタグラフ付きの中間電動車です。
模型ではこの車両に動力ユニットが付いています。

[増結セットA] モハE232-3000
モハE232-3000

8号車。パンタグラフの無い中間電動車です。
先ほどの6号車にトイレが設置されSIVが搭載できなくなった関係で、
この車両にSIVが設置されました。
2号車とそっくりですが、座席配置が異なりロングシートのみとなっています。

[増結セットA] モハE233-3200
モハE233-3200

9号車。パンタグラフ付きの中間電動車です。

[基本セットA] クハE233-3000
クハE233-3000

10号車。基本編成における東京・黒磯・高崎方面先頭車です。

11号車~15号車にあたる基本セットBの展示はありませんでした。

<セット構成>
No.92462 JR E233-3000系 近郊電車 (増備型) (基本A・3両セット) ※1・7・10号車
No.92463 JR E233-3000系 近郊電車 (増備型) (基本B・5両セット) ※11~15号車
No.92464 JR E233-3000系 近郊電車 (増備型) (増結A・5両セット) ※2・3・6・8・9号車
No.92465 JR E233-3000系 近郊電車 (増備型) (増結B・2両セット) ※4・5号車


いわゆる基本編成(1~10号車の10両編成)を再現する場合は、
基本セットA増結セットA増結セットBを各1セットずつ組み合わせることで再現できます。
東海道線の東京寄り、高崎線の高崎寄り、宇都宮線の黒磯寄りに増結される付属編成(11~15号車の5両編成)は、
基本セットBのみで再現ができます。

つまり、4つのセットをすべて1セットずつ組み合わせることで、最大の15両編成となります。

既に国府津車両センターに先行導入された編成のセット(No.923769237792378。生産終了品)をお持ちの方は、ぜひ並べて見比べてみてください。細かな違いが発見できるかと思います。運転会などで持ち寄って見比べるのも面白いでしょう。

今回取り上げた近郊電車各種は、セット構成が複雑なため詳細にご紹介いたしました。

それではまた次回。


担当:カピの塚



関連リンク
トミーテック新製品説明会レポート 2013春 【TOMIX新製品発表編】



コメントお返事

トミーテック新製品説明会レポート 2013春 【TOMIX新製品発表編】に寄せられたコメント:
> あの~人~は行って行ってしまった~♪
> そんな五木さんの故郷福井から久々に鉄コレが登場しますね。


えち鉄は本当に久々ですね。
模型映えするカラーリングの可愛い電車ですね。

本日ご紹介のE233系3000番台に乗って横浜へ行き、
ホテルの小部屋でたそがれながら鉄コレを片手に
故郷に思いを馳せる五木さんの姿を想像してしまいました。


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