We will introduce the under the gravity specification RG GP01 Zephyranthes!

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We will introduce the under the gravity specification RG GP01 Zephyranthes!
This article has been written in Japanese.
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重力下仕様のRG GP01ゼフィランサスもご紹介せずにはいられない!

●RX-78GP-01 ガンダム試作1号機 ゼフィランサス (RG)

RX-78GP-01 ガンダム試作1号機 ゼフィランサス (RG)

ついに発売されたRG 最新作「1/144 RX-78GP01 ガンダム試作1号機 ゼフィランサス」。評判も上々のようですが、まだちょっと迷っているという人のために改めてご紹介しておきましょう。というか、RG GP01はフルバーニアンを先日ご紹介しましたが、こちらもとても良いガンプラなので紹介せずにはいられません!写真と合わせてじっくりご覧ください。


1/144スケールでは、フルバーニアン同様3作目となる立体化です。OVA展開と同時に発売された初代は設定を重んじた形状で、2作目のHGUCはシリーズ屈指の出来と評価されるMG譲りの素晴らしいプロポーションでした。そして、今回のRGもまた素晴らしい作りになっています。

コンセプトデザインはマスターファイルシリーズや『月刊ガンダムエース』で活躍するイラストレーター瀧川虚至(たきがわきょし)氏が担当されています。今回のRG GP01では、河森正治氏の描いた設定画の有機的で流れるようなラインを取り込む。そして、脚部はこれまでの立体物よりもグラマラスになるようにしたそうです。

例えば、キットの腕は点と点が曲線で繋がれたやや丸みを帯びたアウトラインで構成されています。全体的に関節で繋がったパーツの集合体と言うよりも、人体に近い中身の詰まった塊のような印象です。もちろん、RG自体がフレームを内蔵している中身の詰まったガンプラなのですが、このデザインではより内部構造の存在を意識させてくれます。

さらに、RGらしい繊細なディテールが施されることで、よりリアルなSFメカのような密度感のある仕上がりになっています。スミ入れ等のテクニックにより、ディテールがこれまで以上に映えることでしょう。今回は素のままの形をご覧頂けるよう、スミ入れなどは行っていませんが、メカメカしいディテールを強調させたい方は是非チャレンジしてください。以前からあるスミ入れマーカーの他、先日、流し込みタイプのスミ入れマーカーも発売されましたので、この機会に試してみるのも良いのではないでしょうか。


大き過ぎない肩ブロック、小さ過ぎない手首などなど、各部が非常にバランス良くまとまっています。


肩から胸の先端に至るラインが非常に緩やかなスロープになっているため、前方に大きく張り出す形になっているGP01の胸部の形状も格好良く再現されています。


後方から見ても非常にメカメカ強いディテールが際立ち、見応えがあります。 14パーツで構成される頭部は、非常にシャープな出来です。きりりとしたフェイスが印象的ですね。カメラ部分はクリアパーツで再現。自分で塗装するのも良いですが、付属するメタリックのリアリスティックデカールを貼ってあげるだけできらりと光ってくれるようになります。


ディテールの集中する頭部は、シャープな造形に仕上がっています。


胸のブレードアンテナやセンサーといったメカニック表現が格好いいですね。


単純にコックピットハッチが開閉するだけでなく、コア・ファイターのキャノピーまで開閉させることも可能なのです。ハッチは1/144にもかかわらずピッタリと閉まるのがまたすごい!

GP01ではAパーツがコア・ファイターをすっぽりと覆う仕様になっています。そのため肩関節のスペースが非常に制限されているのですが、関節の引き出しも可能となっているなど広い可動範囲を誇ります。また、MS時とコア・ファイター時では大きく形状が異なる胸のダクトは、前後左右差し替えで形状違いを再現。こういうところをしっかりと再現しているのもさすがと言わざるを得ません。


メカニカルな特徴的な左右非対称のディテールも設定画をベースにさらにセンサーの大型化やブレードアンテナが追加されています。


コア・ファイターの合体変形とRGならではのプロポーションやディテール再現が見事に融合して、破綻無く昇華されているところは必見です。


GP01はコア・ファイターのエンジンノズルがメインスラスターになります。デザイナーの河森正治氏が「航空機(コア・ファイター)の高出力なメインスラスターをMS時に使わないのは勿体無い」と言う考えから採用されたデザインだとか。


コア・ファイターはすっぽりとAパーツに覆われます。パネル展開ギミックがメンテナンスハッチを開けているようにも見えますね。


コア・ファイターのエンジン部分もバックパックにすっぽりと収まるのです。 脚部のラインはOVA製作時に描き起こされたオリジナル設定画のデザインラインを感じさせる力強いものになっています。また、腰中央のフンドシブロックは左右幅が広めになっていて、ここも力強さを感じさせると同時に、実在したら非常に力のかかる部分であると考えると納得のデザインでもありますね。

フロント・スカートも、短めに設定されたGP01独特の大きさをバランスよく再現しています。関節の可動に合わせて、腿は前後の装甲がスライド、膝は二重関節となっているなど、いずれもRGではおなじみの仕様が今回も採用されています。このムーバルフレーム的な動きが楽しいんですよね。脚部や腕部のフレームはRGガンダムMK-IIと同じものが採用されています。


太めの中央ブロックとその周囲を覆う装甲が、箱ではなく「腰」という塊を構成しているところがこの力強さの源ではないかと。


足の赤いスリッパも肉厚で力強い印象に。HGUCとは一線を画す形状で、本キットのデザイン上最大の特徴ともなっています。


ふくらはぎや足首のメリハリのある骨太なアウトラインやディテールにご注目ください。


ビームライフルはエネルギーパックが取り外し可能なほか、スコープとフォアグリップがそれぞれ可動します。


両手で構えやすいように、従来のイメージよりフォアグリップの位置が調整されていたりします。また、付属する武器類はフルバーニアンと共通なので、ジュッテソードも再現できるようになっています。

このRG GP01で面白いのが、シールドを保持する専用のハンドパーツが用意されていること。このパーツを使えばシールドを前面に突き出したポーズでシールドを構えることができるので、ポーズのバリエーションが広がりますね。また、ビーム・サーベルは、従来のRGと同様に、手に保持させるものには接続ピン付きのものが用意されているので、可動指でしっかりと保持させることができます。


シールドは上下にスライド可能。フルサイズからハーフサイズへスムースに変形します。シールドの内面には、ビーム・ライフルの予備エネルギーパックを装着できます。


Aパーツとコア・ファイターの接続は2本のピンで行います。コア・ファイターのエンジン部分が完全にバックパックで覆われるので、ホールド感は抜群です。コア・ファイターの変形も、MS時の合体もシンプルな構造で無理なく楽しめるのがいいですね。


1/144で完全変形を可能としたコア・ファイターII。キャノピーはクリアパーツ製で開閉可能。着陸脚も差し込み式で用意されています。


主翼の展開や折りたたみも完璧で、完全にGP01の中に収納されます。

可変機構を持つコア・ファイターやGP01本体と、一見組み立てるのが大変そうに思えますが、パーツ数を抑えた設計や組み立て易さを追求したパーツ構成のおかげで、組み立てにはさほど時間はかかりません。リアリスティックデカールも、従来のRGと比べて枚数が抑えられています。また、無理に全部貼ろうとせず、お好みで貼るだけで十分な仕上がりになります。

GP01は1/144、1/100、1/60とガンプラだけでも様々なバリエーションのある機体です。いずれも個性的・挑戦的な内容が話題となりファンからも評価されるキットといえるでしょう。

そして、この「RG 1/144 RX-78GP01 ガンダム試作1号機 ゼフィランサス」も、我々に新しいGP01の姿を見せてくれる好キットです。1/144に凝縮されたディテール。原点に立ち返ったバランス。RGとして新たなエッセンスが詰まったGP01の姿を是非体験してみてください。以前に紹介したフルバーニアン同様、可動も良好です。

さくっと組んで良し。動かして遊んで良し。じっくりとデカールを貼って、見違えた姿を堪能するもアリと、たっぷり楽しめるオススメキットです!

協力:マスターファイルブログ様

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