The 37th Railroad Model Show 2015 [MODEMO ver.]

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Model Train
Kapinozuka
The 37th Railroad Model Show 2015 [MODEMO ver.]
This article has been written in Japanese.
We apologize for your inconvenience, and for your understanding.


こんにちは、カピの塚です。
7月の終わりから8月の初めにかけて東京の松屋銀座で開催された「第37回 鉄道模型ショウ2015」のレポートです。
今回は、MODEMOの様子をご覧ください。

参考出品

阪神71形 “国道線 デビュー時仕様”(M車)
阪神71形 “国道線 デビュー時仕様”(M車)

●[参考出品] 阪神71形 “国道線 デビュー時仕様”(M車)

阪神電気鉄道は一般的な鉄道路線のほかに1975年まで路面電車の路線を持っており、国道線、甲子園線、北大阪線の3路線がありました。「国道線」はこれらの路面電車3路線を総称する場合にも使われます。

その阪神国道線で使われた電車で最も有名なのが71形で、1937年(昭和12年)に登場しました。なんといってもその外観に特徴があり、当時流行の流線型をデザインに採り入れ、丸みを帯びた車体に屋根ギリギリまで拡大した大きな客窓は、当時は大変モダンだったといいます。ファンからは“金魚鉢”というあだ名で呼ばれたそうですが、まさに71形の個性的なデザインを物語っています。

MODEMOでは以前、阪神71形 “国道線 晩年仕様”を発売しましたが、こちらの参考出品は登場時仕様ということで戦前の姿となります。灯火類の位置や形状、屋根にランボード(点検用の踏板)の有無など、晩年とは異なる部分をぜひチェックしてください。

阪神71形 “武庫川・海岸線 晩年仕様”(2両セット)
阪神71形 “武庫川・海岸線 晩年仕様”(2両セット)

●[参考出品] 阪神71形 “武庫川・海岸線 晩年仕様”(2両セット)

阪神電鉄では専用軌道を持つ阪神本線や武庫川線などを「新設軌道線」と呼んでおりました。と、言いますのも阪神電鉄はもともと摂津電気鉄道という名前で設立され、一般的な鉄道を運営する法律である「鉄道事業法」ではなく、いわゆる路面電車を運営する法律である「軌道法」を適用した経緯があり、道路を走るのは「併用軌道」、専用の土地を走るのは「新設軌道」と用語が分けられていたのです。阪神本線や武庫川線などは現在では一般的な鉄道路線の運行形態となっています。

1950年代ではこれらの新設軌道線の輸送力増強が急務となったため、国道線の71形の一部を転属させて武庫川線で使うことにしました。

参考出品は「武庫川・海岸線 晩年仕様」というタイトルになっております。「海岸線」とは尼崎海岸線の略称です。模型を見ますと、パンタグラフが搭載されています。大阪寄りのビューゲルがパンタグラフに交換された1959年以降、尼崎海岸線が廃止される1962年までのおよそ3年間の頃の姿と解釈できます。

ちなみに、新設軌道線には路面電車よりも大きな車体の電車を導入するようになり、いよいよ一般的な鉄道らしく変貌していきます。これにともなって、71形も本来の役割である国道線へ復帰することになります。

東急 たまでん デハ150形 “単行電車” (M車)
東急 たまでん デハ150形 “単行電車” (M車)
東急 たまでん デハ150形 “単行電車” (M車)

●[イベント限定] 東急 たまでん デハ150形 “単行電車” (M車)

東京急行電鉄は東横線や田園都市線などに代表される鉄道路線のほかに、世田谷線という路面電車の路線を運営しています。かつて東急は、玉川線、砧線などいくつかの路面電車の路線を運営しておりました。一般的に玉川電車を略して「たまでん」と呼ばれ親しまれておりましたが、玉川線は新玉川線(田園都市線)の建設に伴い廃止され、他の支線も廃止のうえバスに代替されました。路面電車の形態のまま残ったのは現在の世田谷線の区間のみです。

その「たまでん」、後の世田谷線で活躍した150形電車はこれまでMODEMOから2種類発売されましたが、今回イベント限定品としてデビュー当時、単行仕様が製品化されました。8月上旬に開催される鉄道模型コンテスト会場で販売が予定されております。

なお、一般流通品は今のところ2両編成に改造された後の姿です。たまでんの頃と世田谷線初期の頃の2パターンが製品化されました。

東急たまでん デハ150形 “連結2人のり” (2両セット)
東急 デハ150形 `連結2人のり` (2両セット)

謎の参考出品たち

こちらも参考出品と案内されている見本ですが、詳細の掲示はありませんでした。

紙で再現! GINZA 1964

紙で再現! GINZA 1964

こちらは銀座四丁目交差点周辺を再現したモジュールレイアウトです。
「紙で再現!GINZA 1964」というタイトルで、都立大崎高校のペーパージオラマ部が製作した作品です。
2014年の鉄道模型コンテストで「理事長特別賞」を受賞しました。

紙で再現! GINZA 1964

時代設定は1964年で東京オリンピックが開催された頃となります。都電と自動車が仲良く走っているところも良いですね。
和光や三越などのビルもしっかり再現されておりますが、これらのストラクチャーは紙で作られているのです。
このレイアウトの舞台になっている建物については、都立大崎高校ペーパージオラマ部のみなさんが実際に取材・調査をして資料を集めた上で製作したそうで、大変な苦労がうかがえます。

フレーム切手「紙で再現! GINZA 1964」

この作品は銀座通郵便局で展示されたほか、今回の鉄道模型ショウのMODEMOブース、その後は銀座三越にて展示されました。この作品の写真を元にしたフレーム切手が銀座通郵便局より発売されまして、鉄道模型ショウの会場でその切手シートが飾られておりました。


今年の鉄道模型コンテストもどのような力作が集まるのか大変楽しみになってきたところで、MODEMOブースのレポートを終わります。

担当:カピの塚

<バックナンバー>
第37回鉄道模型ショウ2015 レポート【KATO編】 (2015/08/21)

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