【実車ガイド】
●ヨ8000形は、1974(昭和49)年に製造が開始された、貨物列車用の車掌車です。車内はコキフ50000形の車掌室に準じた設計となり、車掌車としては初めて便所および水タンクが設けられました。その他、ストーブなどの設備も従来形に比べて大幅に改良されるなど、乗務員の環境改善が図られました。同形は、老朽化したヨ5000形やワフ29500形などを置き換える目的で、1979(昭和54)年までに1200両近くが製造され、全国の路線で活躍しました。

【概要】
●ヨ8000形は国鉄時代に製造された2軸車掌車で、国鉄車掌車の代表形式です。現在でも特殊貨物列車などで使用されています。EF65、EF81、ED75など色々な機関車に似合います。

【特徴】
●完全新規金型にて製作
●テールライト両側点灯式(コキフ50000形と同様のプリズム方式)
●銀色車輪、従来集電方式採用
●Hゴム灰色、サッシ銀色印刷済み
●正面テールライト上白色マーク再現
●ハンドル別パーツはめ込み
●車番印刷済み(ヨ8402)

【特記事項】
※品番2701は生産中止となります。

【交換用パーツリスト】
●プリント基板:メーカー修理対応
●集電スプリング:JS19
●カプラー:JC02
※カプラースプリングはJC11、カプラーカバーはJC16を使用します。

【オプショナルパーツリスト】
●密自連形TNカプラー:0391