――スキー・海水浴臨に活躍!アルファ

●シャトル・マイハマは1990(平成2)年3月10日、京葉線新木場~東京間延長開業に
 併せて登場した車両です。幕張電車区の165系をベースに3連1本が改造されました。
 外観は側窓が固定窓に交換された他、先頭部のライト形状が変更されてイメージを
 一新、中間車中央には巨大な太陽をモチーフとしたイラストが描かれるなど、
 インパクトのあるものとなりました。座席配置は全席が進行方向に対して海側
 横向きとされた車両(クハ165-194)や、車体中央部分のみ進行方向横向きとされた
 車両(モハ164-852)が存在し、変化に富んだものでした。運転形態は西船橋~舞浜
 ~東京間をピストン運行するものとされ、快速列車扱いとなった事から、ジョイフル
 トレインにも関わらず全車普通車とされました。乗車時間が比較的短い事から、
 編成内の便・洗面所も1箇所のみとされています。1996(平成8)年7月には上沼垂
 運転区に転属し、愛称が「アルファ」と改められ外板塗装が青を基調としたものに
 変更されました。夏期は各種団臨を中心に首都圏でもよく見られました。冬季は
 上越地区のスキー臨時運用を主にこなしていましたが、2001(平成13)年5月に廃車
 となりました。

●セット内容(車両編成図):
 ←新潟              石打→
 クモハ165-129 + モハ164-852(M) + クハ165-194

●JR東日本商品化許諾済
●ライトスイッチ付(ON⇔OFF)