【実車ガイド】
●キハ20系は、先に登場したキハ10系をベースとし、1957(昭和32)年に登場した一般形
 ディーゼルカーです。同系は、ナハ10系客車で確立した軽量車体構造を採用し、重量
 はキハ10系と同等ながら車体断面を200mm拡幅、車内の居住性が格段に向上
 しました。
●キハユニ26形は、本州向け片運転台車キハ25形の2次車をベースとし、運転台側の
 半室を郵便・荷物用とした合造車で、乗車定員は46人、荷重は郵便2t、荷物3tとなって
 います。同形は、1958(昭和33)年から59両が製造され、本州・九州の各線で活躍
 しました。



○実車ガイド
●キハ20系はキハ10系の車体を大型化して昭和32年に登場した一般形ディーゼル
 カー。
●日本全国津々浦々に存在し、各種気動車と組まれながら使用されていた。
●キハ26はキハ20系の片運転台式の座席郵便荷物車。
 
○編成例
●ローカル線編成の端に連結されているケースが多い。
●キハ20系同士の他、キハ10、キハ55、キハ58気動車などの混結もよく
 行われていた。

●ハイグレード仕様。
●プロトタイプは2次車と呼ばれる側面窓が2段サッシの車両。
●クリーム色と朱色の標準色。
●タイフォン別パーツ化 (スリットまたは蓋付き選択式)。
●常点灯基板装備(電球色LED)。
●キハユニ用床下を製作。
●荷物ドア窓などの保護棒を裏側より印刷表現。
●新集電、黒色車輪。
●ON・OFFスイッチ付き。
●ボディーマウント式TNカプラー装備。