――南満州鉄道の豪華特急列車あじあ号

●1934(昭和9)年11月1日、南満州鉄道(満鉄)では超特急列車「あじあ」号の運転を
 開始しました。
●大連~新京間701kmを8時間30分で結び、最高速度は120km/hを誇りました。
●列車は機関車・客車ともに流線型で製作され、特に客車は軽量化のために
 高張力鋼製半甲殻構造が採用されたほか、内装材を中心に軽合金が多用
 されたのが特徴です。
●編成後端の展望車は流線型のガラス張りの密閉式が採用されました。
●また、世界に例を見ない全車(手荷物車を除く)空調装置装備で登場し、ローラー
 ベアリングを備えた乗り心地の良い三軸ボギー台車の採用と相まって乗客から
 好評を博しました。
●登場翌年には運転区間をハルピンまで延長しましたが、戦局の悪化に伴って
 1943(昭和18)年2月を以って運転を休止、以降は特急列車として運転されることは
 無く終戦を迎えました。
●戦後は一部の車両が中国で使用されたのち、現在も展望車が保管されています。

●マイクロエース客車シリーズの更なる充実
●多くのご要望にお応えして「満鉄パシナあじあ号」の客車のみをセットにして発売
●テンイ8のテールライト点灯
●屋根の色はシルバー

※走行には別途機関車が必要です。
※車体が大きいため、鉄橋・トンネルなどの取り付け位置にご注意ください。

●オプション:幅広室内灯 G0001/G0002/G0003/G0004