――夜行急行「能登」。

●北陸と首都圏を結ぶ夜行急行「能登」は、昭和を駆け抜け、平成の今もなお走り続けます。
●KATOは、この夜行急行「能登」を二部作でNゲージ製品化いたします。

【第二部 夜行急行「能登」 平成二十一年 601M 489系9両編成 金サワ H1編成】
●JR西日本・金沢総合車両所所属の489系H1編成です。
 今となっては数少なくなったボンネット形の先頭車を連結して運行される定期列車です。
 急行「能登」号として、また「ホームライナー鴻巣」「ホームライナー古河」でも
 使われており、東北本線(宇都宮線)や高崎線でもその姿を見かけている方は多いでしょう。
●5両基本セットと4両増結セットを組み合わせることで、フル編成の9両編成になります。

【メーカー解説】
●首都圏に乗り入れる貴重な国鉄色のボンネット形電車、489系夜行急行「能登」です。
●上野と金沢を結ぶ急行「能登」は、昭和50年(1975)以来寝台車を組み込んだ客車編成で
 運転されてきましたが、JR化後の平成5年(1993)に夜行急行のまま電車化され、
 JR西日本の金沢運転所(現・金沢総合車両所)の489系交直流特急形電車が使用される
 ようになりました。車両は当時、同じ運転区間の特急「白山」と共通運用とされた為、外部
 塗色もホワイトをベースにした「白山色」のアコモデーション改善車で運転され、6号車に
 組み込まれるモハ489は室内半分をラウンジ&コンビニエンススペースに改造、窓見付が
 変更されているのが特徴です。平成9年(1997)の長野新幹線開業により、当時の運転経路
 である信越本線の横川~軽井沢間及び「白山」廃止に伴い、「能登」は上越線経由に変更
 されます。「能登」の運用が主体となった489系はその後、伝統の国鉄特急色に戻り、
 ボンネットスタイルだけでなく貴重な国鉄色定期列車として首都圏に乗り入れ、人気となって
 います。
●KATOでは既発売の489系「白山・あさま」の仕様を基本に、現在のスタイルであるJNR
 マーク撤去や側面雨樋の赤帯省略、更に中間車の半室ラウンジなど、現行「能登」編成
 を再現いたします。

【編成例】
←上野・金沢  長岡(長岡にて方向転換)→
 クハ489-501 + モハ488-4 + モハ489-4 + サロ489-23 + モハ488-204(M)
   + モハ489-19(ラウンジカー) + モハ488-6 + モハ489-6 + クハ489-1
 ※下線部は基本セットの内容です。

【特徴】
●基本仕様は既存の489系「白山・あさま」を踏襲し、雨樋赤帯無しなど現行の金沢総合
 車両所H1「能登」編成の相違点を再現。
 ・先頭車共通(基本セットのみ):
  JNRマーク撤去、2連ワイパーの前面窓、前面タイフォン位置変更、
  列車無線アンテナ取り付け
 ・中間車共通:
  側面の洗面所窓と非常口を閉塞
 ・サロ489(基本セットのみ):
  分散タイプのクーラー、AU13搭載。電話アンテナ取付
 ・モハ488-204(基本セットのみ):
  集中クーラー搭載車両を新規設計
 ・モハ489-19(増結セットのみ):
  分散タイプの屋根クーラー、AU13搭載。「白山」当時の販売コーナー部分の
  側面窓閉塞と室内を再現
●ヘッドマークは「能登」を装備。交換用ヘッドマークに「はくたか」「ホームライナー」「臨時」
 の他、無地を付属。
●側面サボは印刷済み(号車番号、種別、愛称)。行先表示は付属のヘッドマークに対応
 したシールを設定
●室内のイスはグリーン車は紫、普通車は茶色で表現

※価格・仕様はあくまでも予定です。変更されることがあります。予めご了承ください。
※メーカー側の事情につき価格が変更となりました。ご了承下さい。

489系 夜行急行「能登」 平成二十一年 601M 金サワ H1編成 (増結・4両セット) (鉄道模型)もございます。