●「こだま形」「ビジネス特急」の愛称で人気の近代形特急電車のパイオニア151系は、モハ20系として昭和33年(1958)8両編成で東海道本線に登場し、翌昭和34年の称号規程改正で151系と改称されました。
●昭和35年6月改正では、客車特急「つばめ」を151系化。前身の客車編成の象徴でもあった展望車に代わる車両としてパーラーカークロ151が新製され、1等車が5両も組み込まれる豪華編成となり、東京~大阪間を6時間30分で結びました。
●往年の東海道本線を疾駆した「こだま形」特急形電車151系の勇姿とその美しい編成をお楽しみください。

【インフォメーション】
●急行「能登」の廃止で今春(2010)話題となった「ボンネット形」、その始祖である151系です。151系は昭和33年(1958)、わが国初の電車特急「こだま」として華々しくデビュー(登場時はモハ20系)。東京~大阪間を6時間50分で結び、同区間を加えて大好評を博しました。東海道新幹線が開通する昭和39年(1964)までには編成も12両まで成長し、「つばめ」「はと」「富士」「うずしお」と、東京~大阪~山陽地方を結ぶ日本を代表する特急電車となりました。

●レジェンドコレクション第二弾として発売した151系「こだま・つばめ」を、最盛期となった昭和38~39年(1963~4)の編成をプロトタイプに、セット構成としての登場です。

●車体番号、保安装置表記の新規設定。
●ヘッドマークは「こだま」を装着済み。付属部品に「つばめ」「はと」「富士」「うずしお」
 ヘッドマークとそれらに対応する行先表示シールを設定。

●編成例
←宇野・大阪 東京→
 クロ151-5、モロ151-5、モロ150-5、サロ151-5、サシ151-5、モハシ150-5、モハ151-5(M)、
 サハ150-17、サハ150-5、モハ150-5、モハ151-15、クハ151-5

【主な特長】
●プロトタイプは151系の最盛期を象徴するクロ151を組み込んだ昭和38~39年(1963~1964)頃の編成
●高運転台と美しいボンネット形状が特徴のクロ151、クハ151の前頭部や、485系に比べ床面高が低い151系をリアルかつ的確に再現
●赤とクリームの特急色に塗り分けられた塗色や、JNRマーク(クロ151、クハ151)、車体ナンバー、車体表記を美しく再現
●種別サボ「特急」、列車愛称サボ「こだま」、号車番号、行先サボ「東京⇔大阪」の他、エンド表記、車番、一等車表記を印刷で表現
●モハシ150は、初期グループをプロトタイプにAU11クーラーや列車無線送受信円形アンテナを再現
●サロ151、サシ151の妻面に回送運転台、サロ150の屋根上に6連のラジオアンテナを再現
●先頭車のバックミラーを再現
●ヘッドライト(運転台上ライト含)・テールライト・トレインマーク点灯
●ヘッドマークは、「こだま」を取付済み。交換用に上下にグレーの帯が入った「つばめ」のヘッドマークや、「はと」「富士」「うずしお」を付属
●フライホイール搭載動力ユニットを採用。DCCフレンドリー
●中間連結面のカプラーはボディマウント式フック付密連カプラー
●付属品・・・交換用ヘッドマーク×2、行先表示シール

【別売対応オプション】
●LED室内灯クリア 品番:11-211
●LED室内灯クリア(6両分入) 品番:11-212