●実車紹介:国鉄のテンダー式蒸気機関車では、最小のC56。簡易線と呼ばれるローカル線
 向けに、C12を元に開発されました。昭和10年(1935)から昭和14年(1939)にかけて、客貨
 両用機として160両が製造され、全国各地の比較的距離の長いローカル路線で活躍しました。
 その中でも、信州の小淵沢-小諸間を結ぶ小海線は八ヶ岳山麓の高原地帯をゆき、鉄道の
 日本最高所を走るため、ここで活躍した仲間たちは「高原のポニー」の愛称で親しまれました。
 転車台のないローカル線での後進運転を考慮し、見通しの良いように側面が欠き取られた
 独特の炭水車など、こじんまりとしたスタイルは鉄道ファンから愛されています。
 現在も最終番号機の160号が、JR西日本に所属し臨時列車などで活躍する姿が見られます。

●製品特長説明:
 1.国鉄のテンダー式蒸気機関車では最小のC56。その軽快なスタイルを的確に再現。
 2.昭和40年代、小海線で「高原のポニー」と呼ばれ活躍した中込機関区所属車を
  プロトタイプに製品化。
 3.小じんまりとした蒸気機関車で、小形レイアウトでの走行に最適。ユニトラックコンパクト
  R183対応。
 4.走りに定評のあるコアレスモーター搭載動力ユニットを小形蒸機用に新規開発。
  スムーズで安定した走行を実現。牽引力は客車5両相当に対応。
 5.C56お得意のバック運転にも対応し、重連カプラーが装着可能。
  (スノープロウは非装備となりました。付属しません。)
 6.ヘッドライトはもちろん点灯。中込機関区所属車の特徴であるシールドビームタイプの
  LP405を装着。バック運転用にテンダー側ヘッドライトも点灯。どちらも進行側が点灯します。
  消灯スイッチは非装備。
 7.ナンバープレートは選択式。中込機関区所属車から、144・149・150・159を選出。
 8.アーノルドカプラー標準装備。KATOナックルカプラーが交換用に付属。

●小海線のC56牽引の貨物列車/混合列車 編成例:
 ・同時発売のツム1000/コキ5500 通風コンテナ積 と組み合わせた、
 小海線の貨物列車の編成例です。

 C56 + ツム1000(8057) + ツム1000(8057) + ツム1000(8057) + ツム1000(8057) +
 コキ5500(8059-1) + コキ5500(8059-1) + ワフ29500(8030)
※( )内は単品の製品品番です。
 
 ・小海線の混合列車の編成例です。客車は茶色がお似合いです。
 C56 + ワフ29500(8030) + ツム1000(8057) + ツム1000(8057) + ワム90000(8029) +
 オハフ33(5128-1) OR オハフ33(5128-1) + オハフ33(5128-1) + ワフ29500(8030)
※( )内は単品の製品品番です。

●関連オプションパーツ
 カプラー:11-702 KATOカプラーN(黒)、11-711 マグネマティックカプラー MT‐10
 人形:24-267~269 SL乗務員、構内掛1