●ダグラスX-3スティレットは超音速持続飛行テストのために開発された実験機です。
●1945年から開発がはじめられ、1機のみが製作されました。
●初飛行は1952年9月。
●エンジンはウエスチングハウスXJ34-WE-17を2基搭載。
●マッハ2のスピードと30分の航続時間を目指しました。
●極端に細長い胴体や薄く小型の主翼など、極力空気抵抗を抑えたデザインが特徴です。
●残念ながらエンジンの力が足りず水平飛行で音速を超えることができず空軍による実験計画は中断、その後、機体を譲り受けたNACAが20回のテスト飛行を実施しました。
●現在機体はライトパターソン空軍基地に展示されています。

●モデルはNACAが1954年から56年に実施したテスト飛行の際のダグラスX-3スティレットを1/144スケールで再現したモデルです。
●全長約14㎝の大きさで異様に伸びたノーズを持った細見の機体形状や小さな主翼など、特徴あるスタイルを手に取って楽しんでいただけます。
●商品は完成モデル2機をセット。
●1機はホワイトのカラーリングを施し、もう一機は半面を透明部品として機体内部のエンジンなどを見ることができます。
●セットには金属製のS字型をしたディスプレイスタンドも付属。2機を並べて見せることができます。
●スタイリングや下方射出シートなどはその後に開発されたF-104戦闘機にも影響を与えたとされる注目の実験機です。