【実車紹介】
●181系は、国鉄初の電車特急として登場した151(161)系をベースに出力強化を図って誕生
 した直流特急形電車を代表する車両です。
 モーター出力を1.2倍に増強し、勾配抑速ブレーキの設置に伴う制御器の交換や、中央線
 での運用に備えて先頭車運転台上の前照灯を撤去したほか耐寒耐雪装備を強化、山岳線
 仕様の証であるボンネット赤帯を161系から引継いでいるのが特徴です。
 181系「あさま」は、昭和41年(1966)信越本線の長野電化に合わせて登場した特急列車です
 が、後の489系や189系のようにEF63との協調運転の装備が無く、EF63重連による動力のみ
 で碓氷峠を上り下りしていたため、編成両数が8両に制限されていました。
 昭和50年(1975)10月に189系に道を譲り「あさま」から撤退しました。
 
【製品特長説明】
●ボンネット特急181系に新しい列車愛称名が加わります。首都圏と信州を結んだ信越特急
 「あさま」が新登場。
●碓氷峠をEF63と組んで上り下りした、クハ180を新たに製品に加え、信越本線の特急列車を
 再現。
●クハ180は、自動連結器が剥き出しとなった先頭部にKATO ナックルカプラーを標準装備。
 EF63との連結が可能。
●連結器回りの解放てこ・ジャンパ栓受と、その装備のために後退したスカート、クハ181と
 異なる床下機器の向きも再現。
●2両連結されたグリーン車は、サロが入った編成を選択。
 サロ180は妻面の回送運転台増設後の姿を再現。
●181系出自による台車の違いを再現、100番台車はDT32/TR69台車、0番台車には
 DT23/TR58台車を装着。
●151系とはまた違った、181系らしさを随所に表現。
 100番台新製車・151系改造車の新旧混結の妙が楽しめます。
●前頭部ヘッドマークは「あさま」(文字)が標準装備。
 交換用に共通で使用された「そよかぜ」「新雪」「くろいそ」が付属。
●側面行先表示は、各列車名に対応したシールが付属。
 サロ180のグリーン車マークは印刷済み。
●動力は定評あるフライホイール付き動力ユニットを搭載。
 フル編成でも安定した走行がお楽しみいただけます。
●連結器は、中間部にボディーマウント式KATOカプラー伸縮密連形を標準装備。
 実感的な車体間隔を再現。
●パッケージは、8両入ブックケース仕様。
 
【181系100番台「あさま」 編成例】
●上野寄り先頭車のクハ180をは、EF63との連結用に自動連結器が装備されていました。
 ■昭和50年(1975)頃の最後に活躍していた標準的な編成です。

 ←上野  長野・直江津→
 EF63 + EF63 + 1号車 クハ180-2 + 2号車 モハ180-110 + 3号車 モハ181-110P +
 4号車 モハ180-3-M- + 5号車 モハ181-13P + 6号車 サロ180-1 + 7号車 サロ180-6 +
 8号車 クハ181-104
 
【関連オプションパーツ】
●室内灯
 11-204(11-206)新室内灯(6両)
 11-211(11-212)LED室内灯クリア(6両)
 11-213(11-214)LED室内灯クリア電球色(6両)