【実車について】
●第二次世界大戦終了後、冷戦時代に突入した中でソビエト軍が開発した重戦車IS-3重戦車に対抗するためにイギリスで開発されたのが 55口径120mm砲を搭載する重戦車FV214コンカラーです。
●当時配備されていたセンチュリオン主力戦車の火力支援戦車として開発され、1950年に試作車両が完成。1955年に量産が開始され、1959年までにMk.Iが20両、Mk.IIが165両生産されました。
●大型のキューポラに搭載されたステレオ式測遠機をはじめとする当時最新鋭の射撃統制装置と120mm砲の威力が注目を集めたのです。
●西ドイツ駐留部隊などに配備され、1966年に退役しました。

【モデルについて】
●冷戦時代、ソ連軍に120mm砲の威力でにらみを利かせたイギリス軍の重戦車、コンカラーを1/35スケールで見事に再現!
●長砲身の120mm砲を搭載した砲塔は複雑な曲面で構成された造形を正確に一体部品で再現。
●大型のキューポラはハッチの開閉を選択して組み立て可能です。
●55口径120mm砲の長い砲身はスライド金型を使って再現されています。
●車載機銃や砲塔後部のバケットなど、細部の再現も加わってリアリティあふれる仕上がりを実現。
●車体下部パーツは一体で形状を正確に再現。加えて、コンカラーの特徴ある2つのロードホイールがセットになったユニットを片側4ユニット装備する独特なホルストマン式サスペンションもしっかりとモデル化してメカニカルな仕上がりです。
●履帯には組み立てが手軽な一体式のDSトラックをセットしています。その威力を実際に発揮する機会はなかったものの、威力を感じさせるスタイルが魅力のコンカラーは現用タンクファンには見逃せない注目モデルです。
●また、ブラックラベルから1/35スケールでラインアップされているサラディンMk.II装甲車との 組み合わせで冷戦時代の情景製作もアイデアを広げていただけることでしょう。

【主な特徴】
●複雑な曲面で校正された砲塔部分は一体部品でモデル化
●55口径の120mm砲身はスライド金型を使用した一体成形で再現
●大型のキューボラハッチは開閉を選択可能
●特徴でもある独特なホルストマン式サスペンションもしっかりとモデル化
●履帯は組み立てが手軽なDSトラック