【製品紹介】
●昭和43年9月、東北本線の全線交流電化に合わせ、奥羽本線・福島-米沢の板谷峠の区間が直流電化から交流へと切り替えになり、米沢-羽前千歳間も同時に交流電化され、さらに仙台-羽前千歳間の仙山線も全線が交流電化となって、登場したのが亜幹線勾配線区向けのED78です。
●ED78は、仙山線と奥羽本線共通で使えるように、仙山線の線路規格に合わせた仕様となり、D形ながら勾配線区専用機器の増加から、中間台車を装備した大形車体となっています。
●奥羽本線の板谷峠と、仙山線の作並トンネルの急勾配に対応し、兄弟機のEF71と共に交流電気機関車では初のサイリスタ制御で、電力回生ブレーキが装備され活躍しました。
●KATOは、兄弟機EF71と共にED78を製品化。
福島-山形-仙台をめぐる区間で活躍した、隠れた名機ED78でブルートレインから普通列車、貨物列車までを牽引してお楽しみください。

【製品特長説明】
●奥羽本線・仙山線と、仙台-山形-福島をめぐる山岳線区で活躍したED78。交流電気機関車の新形式、待望の製品化。
●D形ながら中間台車を装備したED78。1次形をプロトタイプに、国鉄時代に活躍した姿を、その特徴をあますところなく再現。
●デフロスター(曇り止め)装備の前面窓。ツララによる前面窓破損防止のプロテクター取付ボルト、前面通風口を表現。
●前面窓ガラス/側面明かり窓のHゴムはグレーで設定。乗務員室側窓はオリジナルで再現。屋根上碍子は白色。
●交換用ナンバープレートは切り抜き文字ナンバーを再現し、3、4、6、9号機の4種。メーカーズプレートは「日立」が印刷済
●幅広で厚みのある前面ステップに、内バメ式テールライト、前面通風口、誘導員手すり/開放てこも別パーツ化。
●重連仕様の特徴である賑やかなスカート周りのジャンパ栓も再現。別パーツのジャンパ栓が付属。
●おなじみの、フライホイール搭載の動力ユニットで、安定した走行と、実機同様の牽引力を発揮。
●クイックヘッドマークは「あけぼの」「快速 かもしか」の2種が付属。
●末期の50系客車の普通列車や、特急「あけぼの」急行「津軽」はもちろんのこと、仙山線での貨物列車となんでもこい。
●カプラーは、アーノルドカプラー標準装備。交換用にKATOナックルカプラーが付属。
●パッケージは、標準のクリアケース入り。

【ED78 奥羽本線・仙山線 牽引列車 編成例】
★奥羽本線で活躍したED78牽引の旅客列車の編成例です。
●ED78 + オハフ50 + オハ50 + オハフ50 + オハ50 + オハフ50(#10-1276 50系客車 5両基本セット) or オハフ50 #5143 + オハ50 #5142 + オハ50 #5142 + オハフ50 #5143
●ED78 + EF71 + マニ36 #5079 + オユ10 #5069 + オハフ33 #5128 + オハ47 #5135 + オハ47 #5135 + オハフ33 #5128 or 20系寝台特急「あけぼの」#10-366他
※#5079等の数字は客車の製品品番です。

★仙山線で見られた、石油輸送の重連貨物列車です。
●ED78 + ED78 + ワフ29500 #8030 + タキ9900 #8058 + タキ9900 #8058 + タキ35000 #8050 + タキ35000 #8050 + タキ9900 #8058 + タキ9900 #8058 + タキ9900 #8058 + ヨ5000 #8046-1
※#8030等の数字は貨車の製品品番です。

【関連製品】
●3079-1 EF71 1次形 ※奥羽本線での重連を再現。
●10-1279/5142/5143 オハ50系客車 5両基本セット/単品2種
●10-366/5086-1~ 20系寝台特急 6両基本セット/単品各種 ※寝台特急「あけぼの」を再現。 ●10-879/10-880 急行「津軽」 6両基本セット/5両増結セット
●10-809/8001~ 貨物列車セット(6両)/貨車単品各種
●5127-1~/5134-1~ オハ35系客車各種/スハ43系客車各種