──箱根の急こう配を走行する2000形、サン・モリッツをラインナップ

【実車ガイド】
●箱根登山鉄道は、小田原~強羅間を結ぶ、最急勾配80‰(パーミル)の鉄道です。2000形サン・モリッツ号は、1989(平成元)年に登場した車両で、第1・第2編成は2両編成で製造されました。1993(平成5)年にそれぞれ中間車両が製造されて3両編成となりましたが、2004(平成16)年には再び2両編成となっています。同形は1999(平成11)年より、姉妹提携を結ぶスイスのレーティッシュ鉄道の車両に合わせた塗装となっていましたが、第2編成は2014(平成26)年、アレグラ号に準じた塗装へと変更されました。
●製品は、アレグラ塗装となった第2編成をプロトタイプとして、同形を再現したモデルとなっています。また、実車同様に3000形アレグラ号との連結運転もお楽しみいただけます。

【実車概要】
●箱根登山鉄道2000形は1989年に登場しました。
●1993年に中間車が追加され3両編成となりました。
●第一編成は1999年に姉妹提携を結ぶスイスのレーティッシュ塗装となり、2004年に2両編成に変更され、その後外観に少し変化が生じました。
●第二編成は2004年に2両編成に戻り、2014年に3000形アレグラ号と同色に変更されました。
 
【製品化特徴】
●2000形現在の姿を再現
●2両編成の姿を再現
●3000形と共通の新型動力ユニット採用(フライホイールは搭載していません)
●ヘッド・テールライト点灯式(ON-OFF可能)
●行先表示部シール付属(非点灯)
●従来集電システム・銀色車輪採用
●運転台側TNカプラー装備
●車内ロングシートを再現(T車)
●車番印刷済み
●中間部はドローバー連結方式を採用
 
●レーティッシュ塗装について
・車体側面の広告は再現しません
・ドア下ステップ黄色は再現しません
 
【別売りオプション】
●室内灯:<0733>LC(白色)または<0755>LA+<0756>LB
 
【編成例】
2014年11月~
←箱根湯本・大平台・強羅
2003(M)P + 2004P + 3000P<92198>
太字:Set

※この編成の場合、2003はパンタグラフを下げます。
 
2014年11月~
←箱根湯本・大平台・強羅
2001(M)P + 2002P + 3000P<92198>
太字:Set
※この編成の場合、2001はパンタグラフを下げます。

【オプショナルパーツリスト】
●常点灯用室内照明ユニット(LED):0733(LC)
●室内照明ユニット:0756(LB)=2003(M)用、0755(LA)=2004用

【交換用パーツリスト】
●プリント基板:メーカー修理対応
●パンタグラフ:0257
●動力台車:6637
●車輪ゴム:JG04
●集電スプリング:JS13=2003(M)用、JS06=2004(T)用
●モーター:0601
●シャフト:JF0933
●ウォームギアセット:JW0988
●TNカプラー:JC0337
※JC6337は運転台側のTNカプラーです。

●箱根登山鉄道省品化許諾済