●2000(平成12)年3月に奈良・京都線で運転を開始した通勤車輛「シリーズ21」は、「人にやさしい・地球にやさしい」をキーワードに、バリアフリー、環境問題、資源問題に配慮した21世紀のスタンダード車両を目指し開発されました。
●高齢化社会、体の不自由な方への対応や、鉄道利用促進のための快適な車内空間にも取り組んでいます。
●また、これまでの技術を踏襲しつつ、走行性能の向上、省メンテナンス化、コストダウンを実現しています。
●また、一般車輛としては、32年ぶりにボディカラーを一新しています。
●製品のプロトタイプである9820系は全て6輛編成で、奈良・京都線に10編成が在籍し活躍しています。
●2001(平成13)年には、鉄道友の会ローレル賞を受賞しました。
※2009年4月現在

【製品の特長】
●ボディは9820系をプロトタイプといたします。
●9820系(No.30047)は、シングルアームパンタグラフを搭載します。別売の交差型パンタ(80-4/PT48)に交換でき、
●バリエーションに対応します。
●床下機器は専用品を製作します。形状は多数を占める三菱製をプロトタイプとします。
●クーラーキセの形状は、多数を占める角が斜めのタイプをプロトタイプとします。
●先頭部の幌パーツは別体とし、有無の選択ができます。なお装着の際には、接着剤は必要ありません。
●ヘッドライトと通過表示灯(白色LED)、テールライト(赤色LED)は、標準点灯します(室内にON/OFFスイッチ付)。

【製品の仕様】
●前面窓のワイパーは、黒色の印刷にて表現いたします。
●前面、側面の行先方向幕及び種別幕は、付属のステッカーからお好みのものが選べます(点灯はいたしません)。
●前面、側面のナンバーは、付属の車輛マーク(転写式/専用品新規製作)からお好みのものが選べます。
●動力車は、新型フライホイール付きコアレスモーター動力ユニットを採用いたします。
●屋上機器のうちアンテナとヒューズボックスは、ユーザー様による別付けとなります。
●(各パーツ共、所定の取付穴へ差し込む方式です)。
●先頭車同士の連結にはドローバーを採用し、各セットに付属いたします。
●併結の可能性のある塗装済キット「近鉄通勤車」に応じたスカートパーツ+ドローバーホルダーを、各セットに付属いたします。
●製品の特性上、他社製ボディマウント伸縮式カプラーには対応いたしません(全箇所)。
●通過表示灯は両側とも点灯します(快速急行運用状態)。
●部品を共用で使用するため、実車と一部異なるところがございます。予めご了承ください。
●製品の主な材質 本体:ABS樹脂、ケース:PP

【編成例】
←大阪難波・京都  奈良・檀原神宮前→
9720+9820+9620(M)+9520+9420+9320 / 9020(M)+9120

【付属品】
●ステッカー(S-30047):3枚
●車輛マーク(M-30047/9820系用車番):1枚
●屋上機器(近鉄ACE用/アンテナ、ヒューズボックス):4ケ ※近鉄22000系と同品 グレー色成形部品
●幌:1ケ ※専用品 グレー色成形部品
●ドローバー(3/4):1ケ ※汎用品 グレー色成形部品
●シリーズ21用スカート+ドローバーホルダー(C):2ケ ※専用品 グレー色成形部品
●他形式併結用スカート+ドローバーホルダー(C):1ケ ※近鉄12200系用 グレー色成形部品

【別売品(他メーカー品を含む)】
●TOMIX ・室内照明ユニットLC白色(NO.0733/1本入、または0737/6本入)

【必要工具】
●カッター(付属パーツ・ステッカーの切り出し)
●ニッパー(付属パーツの切り出し)
●ピンセット(パーツ取り付け時)
●カッターマット(作業用)
●転写ペン(車輛マークの転写)
●ゴム系接着剤(パーツ取り付け時に緩む場合)