──道南いさりび鉄道の看板列車「ながまれ号」製品化決定

【実車概要】
●道南いさりび鉄道は2016年に開業しました。
●「ながまれ号」は2両のキハ40形を改造し誕生しました。
●函館~木古内間で活躍しています。

●道南いさりび鉄道は北海道新幹線開業に伴い、2016年3月26日に開業しました。
●JR北海道からキハ40-1700形を9両譲り受け、そのうちの2両を地域情報発信列車「ながまれ号」用車両へとラッピング施工しました。

【実車ガイド】
●道南いさりび鉄道は、2016(平成28)年の北海道新幹線 新青森-新函館北斗間開業に伴い、JR北海道から経営分離される江差線を引き継いで開業した、第三セクター方式の鉄道会社です。社名は沿線近海で盛んなイカ釣り漁に用いる“漁り火”が由来で、一般公募に寄せられた6000を越える作品から選ばれました。
●道南いさりび鉄道は、JRに乗り入れを行う五稜郭-函館間も含め全区間が電化路線ですが、木古内駅構内の架線電圧が異なる(25000V)ことなどから旅客列車は全てディーゼルカーによる運行となり、車両はJR北海道から譲受したキハ40-1700形が使用されています。キハ40-1700形は、国鉄が開発した酷寒地向け両運転台ディーゼルカーのキハ40-100形をワンマン化改造し、さらに延命目的の更新改造を施した車両で、外観上は交換されたエンジンや移設により撤去された屋根上水タンク跡などが特徴です。道南いさりび鉄道では、所有する同形9両のうち2両を地域情報発信列車として使用するため内外装のリニューアルを実施、道南地域の方言で「ゆっくり、のんびり」などを意味する“ながまれ”の愛称が冠されました。この2両は通常では他の車両と共通で使用されますが、団体利用やイベント時には座席にヘッドレストや道南杉のテーブルなどを設置し、車窓に流れる景色を眺めながら食事などを楽しむことが出来ます。車体の塗色には、夕闇の津軽海峡を表す紺色をベースに函館山のシルエットを模した帯を巻き、夜空の星や水面にきらめく漁り火をちりばめたデザインを採用、独特の存在感を示しています。
●製品は、「ながまれ号」として活躍する2両のキハ40-1700形(キハ40-1793・キハ40-1799)をプロトタイプとし、特徴ある車体色をまとい活躍する姿を再現したモデルとなっています。

【製品化特徴】
●ハイグレード(HG)仕様
●道南いさりび鉄道ながまれ号の外観を再現
●キハ40-1700のT車床下を新規製作で再現
●車番印刷済み(キハ40-1793+キハ40-1799)
●前面種別幕「ワンマン」装着済み
●ヘッドライトはカラープリズムで実感的に点灯
●ヘッド・テールライトは白色LEDにて点灯
●ヘッド・テールライト・種別幕はON-OFFスイッチ付
●床下・台車は黒色で再現・タイフォン別部品付属
●Hゴムは灰色で再現・屋根上水タンクの無い姿を再現
●フライホイール付動力・新集電システム・黒色車輪採用

【特徴】
●ハイグレード(HG)仕様
●屋根上水タンクの台座のみとなった姿を再現
●キハ40-1799のトレーラー床下を新規製作で再現
●前面種別幕は印刷済みパーツで再現、「ワンマン」装着済、「団体」付属
●車番印刷済み
●タイフォンは別パーツ付属
●シートは灰色で表現
●台車は黒色で再現
●床下は黒色で再現
●ヘッド・テールライトは常点灯基板装備、白色LED点灯
●ヘッドライトはカラープリズム採用で電球色点灯
●ヘッド・テールライト、前面種別幕はON/OFFスイッチ付
●フライホイール付動力搭載
●新集電システム、黒色車輪採用
●TNカプラー(SP)標準装備

【商品内容】
●キハ40-1793(M)
●キハ40-1799(T)

【付属品】
●ランナーパーツ:前面種別幕×1
●ランナーパーツ:列車無線アンテナ×2
●ランナーパーツ:タイフォン×3
●ランナーパーツ:信号炎管×2
●パーツ:幌枠×4
●パーツ:排障器×4
●パーツ:治具×1

【別売りオプション】
●室内灯:<0755>LA+<0756>LBまたは<0733>LC(白色)+<0734>LC(電球色)
●TNカプラー:<0336>密連形
 
【セット内容・編成例】
キハ40 1793(M) + キハ40 1799

●道南いさりび鉄道商品化許諾済