【連合軍の窮地を救った立役者】
●小型軽量の歩兵戦車として、第二次大戦初期の1940年に登場したのがバレンタインです。
●イギリス軍の戦車不足に対処するために急遽開発。
●本国に加えカナダでも生産され、1944年までに大戦中のイギリス戦車としては最多の7,000輌以上を記録しました。
●最初に実戦投入されたMk.II/IVは主砲として口径40mmの2ポンド砲を搭載。
●130馬力のディーゼルエンジンを備え、大転輪1個と小転輪2個を1ユニットとしたサスペンションにより、歩兵戦車としては十分な機動力を発揮しました。
●1941年11月の北アフリカ戦線で初陣を飾り、1943年5月のチュニジア戦までイギリス軍の主力戦車として奮戦。
●一方、ソビエト軍にも多数が供与され、偵察任務などに重用されました。

【模型要目】
●バレンタインMk.II/IVのプラスチックモデル組み立てキットです。
●1/35スケール、全長157mm、全幅82mm。
●綿密な実車取材に基づいて、コンパクトで存在感のある姿を実感豊かにモデル化。
●防盾などの鋳造模様や砲塔側面装甲板の質感もリアルに再現しました。
●イギリス軍アフリカ戦線仕様の砂漠用サイドスカート装着車と、ソビエト軍の通常フェンダータイプの選択式。
●履帯はパーツの一体化を進めた部分連結式。各部のたるみも実車同様に表現。
●コマンダーとガンナーの半身像2体、デカール3種類付き。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。