──道南いさりび鉄道オリジナルカラー、濃赤色と白色を商品化

【実車概要】
●道南いさりび鉄道は北海道新幹線開業に伴い、2016年3月26日に開業しました。
●道南いさりび鉄道ではキハ40-1700形が9両活躍しており、そのうちの1796番は2017年5月に濃赤色へ、1815は2017年7月に白色へと塗装変更されました。

【実車ガイド】
●道南いさりび鉄道は、2016(平成28)年の北海道新幹線 新青森-新函館北斗間開業に伴い、JR北海道から経営分離される江差線を引き継いで開業した、第三セクター方式の鉄道会社です。社名は沿線近海で盛んなイカ釣り漁に用いる“漁り火”が揺らいで、一般公募に寄せられた6000を越える作品から選ばれました。
●道南いさりび鉄道線は、JRに乗り入れる五稜郭-函館間も含め全区間が電化路線ですが、木古内駅構内で架線電圧が異なることなどから旅客列車は全てディーゼルカーによる運行となり、車両はJR北海道から譲受したキハ40-1700形が使用されています。キハ40-1700形は、国鉄が開発した酷寒地向け量運転台ディーゼルカーのキハ40-100形をワンマン化改造し、さらに延命目的の更新改造を施した車両で、外観状は交換されたエンジンや移設により撤去された屋根上水タンク跡などが特徴です。
●道南いさりび鉄道では、地域情報発信列車“ながまれ号”として活躍するキハ40-1793・1799に続き、2016(平成28)年から翌年にかけ、4両のキハ40-1700形に対して塗色変更を実施しました。これらの車両は、室内設備は従来通りですが、外観は道南の四季をイメージしたカラーリングに刷新、いずれも“ながまれ号”と同じ函館山のシルエットを模した帯を巻く共通のデザインとなり、沿線風景に華を添える存在となりました。
●製品はこの4両のキハ40-1700形のうち、秋に山々を彩る紅葉をイメージした“濃赤色”のキハ40-1796、および真冬の道南を覆い尽くす一面の雪をイメージした“白色”のキハ40-1815の2両を模型化、車体の基本的フォルムをはじめ、特徴あるカラーリングや車体各部にあしらわれたロゴなどを再現したモデルとなっています。

【製品化特徴】
●ハイグレード(HG)仕様
●1796番の濃赤色になった姿と1815番の白色になった姿を再現
●屋根上水タンクの台座のみとなった姿を再現
●車番印刷済み
●前面表示は印刷済みパーツで再現、「ワンマン」装着済
●ヘッド・テール・前面表示部は常点灯基板装備
●ヘッドライトはカラープリズムの採用で電球色に近い点灯を再現
●ヘッド・テール・前面表示部はON-OFFスイッチ付
●タイフォンは別パーツ付属
●シートはグレーで表現、Hゴムはグレーで再現
●台車、床下は黒色で再現
●フライホイール付動力・新集電システム・黒色車輪採用
●TNカプラー(SP)標準装備

【セット内容】
●キハ40-1796(M)
●キハ40-1815(T)

【付属品】
●ランナーパーツ:列車無線アンテナ
●ランナーパーツ:信号炎管
●ランナーパーツ:タイフォン(濃赤)
●ランナーパーツ:タイフォン(白)
●パーツ:トイレタンク
●パーツ:排障器
●パーツ:幌枠
●パーツ:治具

【編成例】
●(2017年8月~)
キハ40-1796(M)+キハ40-1815

【別売りオプション】
●室内灯:<0755>LA+<0756>LBまたは、<0733>LC(白色)

●道南いさりび鉄道商品化許諾済