【実車について】
●1941年に開発が開始されたアメリカ陸軍の105mm自走榴弾砲がM7プリーストです。
●M3中戦車の車体にオープントップの戦闘室を設けそこにM-2105mm榴弾砲を搭載していました。
●主砲のM-2榴弾砲は1938年に開発された105mm榴弾砲M1の改良型で1940年から生産が開始。
●口径は22.5口径、最大射程は11438mを誇りました。
●エンジンはコンチネンタルの星形9気筒空冷ガソリンエンジンを搭載。
●1942年に制式化されるとアメリカ軍はもちろん、イギリス軍にも供与され、イギリス軍により北アフリカ戦線で実戦デビューを果たしたのです。
●車体の戦闘室前方右側に12.7mm対空機関銃を取り付ける円筒形のマウントが設けられ、その形状が教会で司祭が説教する説教台に似ていることからプリーストというニックネームがつけられました。

【モデルについて】
●モデルはアメリカ陸軍が開発した105mm自走榴弾砲M7プリーストの初期生産型を再現。
●スケールは1/35、仕上がりの全長は約17cm。
●このモデルでは足回りにシャーマン用としては初となる組み立て式のマジックトラック履帯を採用。
●スライド金型を使ってエンドコネクターも詳細に再現、M3型ボギーサスペンションとともに足元を引き締めます。
●もちろん、初期生産型ならではの砲弾ケースが車体からはみ出した車体デザインをリアルにモデル化。
●戦闘室は主役の105mm榴弾砲のみならず、操縦席のディテールなども細かく表現され、メカニカルな仕上がりです。
●主砲砲身にはライフリングが刻まれたアルミパーツを用意。
●砲基部のブリーチも詳細に再現されています。独特なスタイルが魅力の自走砲は作りごたえも十分です。
●同じスケールで中期生産型や25ポンド砲をM4戦車の車体に搭載したセクストンなどもラインアップされています。作り較べも楽しいでしょう。

【主な特徴】
●アメリカ陸軍が開発した105mm自走榴弾砲M7プリーストの初期生産型を1/35スケールで再現
●履帯は、シャーマン用履帯としては初となる新金型マジックトラック履帯で再現
●主砲砲身にはライフリングが刻まれたアルミパーツを用意
●スライド金型を使ってエンドコネクターも詳細に再現
●M3型ボギーサスペンションも再現
●砲基部のブリーチも詳細に再現
●初期生産型ならではの砲弾ケースが車体からはみ出した車体デザインをリアルにモデル化●戦闘室は主役の105mm榴弾砲のみならず、操縦席のディテールなども細かく表現
●完成時サイズ:全長約170mm