【革新の空挺戦車で飾るMMシリーズ50周年】
●水上浮航や輸送機からの空中投下が可能な空挺戦車として、1959年から開発が進められたのがアメリカ軍のM551シェリダンです。
●軽量化のため車体をアルミ合金製とし、主砲には通常弾に加えシレイラ対戦車ミサイルも発射できる152mmガンランチャーを装備するなど当時の最新技術を導入し、1966年5月に制式化。
●同年6月から1970年11月までに1,600輌以上が生産されました。
●ベトナム戦争中の1969年1月に初めて実戦に投入され、強力な多目的榴弾を使用した陣地攻撃などに威力を発揮。
●戦訓により車体前部底面などに対地雷用の増加装甲を施し、車体前面に対戦車ロケット弾対策のワイヤーネットを装備した車輌や、キューポラにM113ACAV用の大型ガンシールドを装着した車輌なども見られました。

【模型要目】
●MMシリーズ50周年を記念する、M551シェリダンのプラスチックモデル組み立てキットです。
●1/35スケール、全長185mm、全幅80mm。実車取材をもとに152mmガンランチャーを備える力強いスタイルをベトナム戦争時の姿でモデル化。
●車体前面に対戦車ロケット弾対策のワイヤーネットを装備した仕様と、キューポラに大型ガンシールドを装着した仕様が選べます。
●砲口内にライフリングが施された主砲や、砲塔側面のスモークディスチャージャーも立体感十分。
●ドライバー用の回転式ハッチは組立後も可動。
●履帯は直線部分を一体とした部分連結式。
●ペリスコープやライトレンズは透明パーツで再現。
●ワイヤーネットとエンジングリルメッシュの表現にはナイロンメッシュを用意。
●緊張感あるコマンダーとローダーの人形、ドライバーの半身像をセット。
●ベトナム戦の第4騎兵連隊と第11装甲騎兵連隊所属車のデカール2種類付き。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。ディテールアップパーツ「1/35 M551 シェリダン エッチングパーツ・メタル砲身セット」(ITEM12687)を使用しています。