●今回のB6シリーズは、2400のうち2412号機名古屋科学博物館に展示されている物をベースに模型化しました。
●キットの内容は、前回同様にエッチング製のキャブ及びポイラーはワイヤー放電による一体切り出しを行い高精度を実現、ディティールの殆どはロストワックスを使用しました。
●また蒸気のキットは難しいと思われがちですが、当社製品は難しい位置決め等は可能な限り排除しており、組立時にズレ等が発生しないように、取付の溝・切り欠きや穴等を設けるなどし、殆どの部品は確実に位置が決まります。組み易さとハイディティールを目指して設計を致しました。
●更に今回の製品からメインフレームは、洋白ワンピースモノコック構造を採用し、確実性の増した組みやすさを求めました。

●ワイヤー放電とは本来、金型の製作等に用いられ1/1000mmの精度が出せます。また、ワイヤー放電で切り抜いた部品はプレス抜きと違いバリやダレが出ないので組立の際に位置決めが簡単に行え、高精度が保証されるので、特に動力部分等の部品に向いている材料加工方法です。鉄道模型製品で現在ワイヤー放電による一体切り出しは当社だけです。