●Masterpiece 16 シリーズ

●京成電鉄の「青電」は、戦後に緑の濃淡の組み合わせ塗装を施した車両で、自社線内のみで運用されました。
●初代3000形まで採用されましたが、以降の車両は都営地下鉄浅草線乗り入れ用であることを示す「赤電」に変更されました。
●青電塗装の車両は旧性能のものが多く、1960年代より1970年代に掛けて順次新京成電鉄へ移籍、ないし廃車されています。
●本企画では、懐かしい青電時代を再現すべく、第一弾としてモハ100形全金属更新車体、及び中間に挟まれることが多かったクハ2000形を製品化します。

【クハ2000形 2001~2016】
●元をたどると、戦災を受けた国鉄の払い下げを受け復旧した制御客車です。
●1957年に全金属車体に更新され、100形等の中間にはさまれて使用されました。
●厳密には、2001~2003 と、2004~2016とでは車体幅が異なっています。
●本製品では、後者をプロトタイプとしました。
●モハ100形と微妙に異なる車体幅、前面形状までを、再現しています。

【キット概要】
●折り曲げ済みエッチングボディーに、ロスト製前面を組み合わせる構成です。
●屋上機器、床下機器部品等は、各種ロスト製部品、ホワイトメタル部品となっており、全てキットに付属します。
●台車枠、車輪、動力、パンタグラフ、カプラーは含みません。
●動力は、弊社製NSドライブユニット等をご利用下さい。
●パンタグラフは、取付寸法14×16mmのPT42が近似形状で対応します。
●モハ100形用の台車は、日光製ボールドウイン78-275AAが近似形状で対応します。
●クハ2000形には、日光製DT-11が近似形状で対応します。