●ウクライナのミクロミルからAMPブランドの新シリーズ、「シュナイダー・トロフィー・レース機」の第一弾1/48ピアッジョ・ペグナP.c.7のご案内です。
●P.c.7はイタリアの競技用水上機で1929年のシュナイダー・トロフィー・レースへの参加をめざして試作されました。
●1000馬力のイソッタ・フラキーニのエンジンを搭載し、600km/hから700km/hの速度を出すことが可能と考えられていました。
●フロートの空気抵抗を無くすためにボート型の胴体にハイドロフォイル(水中翼)を付け、離水時はスクリューで加速し水中翼によって胴体が浮き上がった後、クラッチで胴体先端のプロペラに駆動力を切り替えて飛行しようという構想でした。
●しかし、多くのパイロットが飛行を拒否し、実際に操縦したパイロットも離水できませんでした。
●1929年のレースには出場は出来ず、また多くの問題が指摘され開発は放棄されました。

●キットには塗装マスクシール、エッチングパーツと1種類のデカールが付属しています。
●エンジンディテールが再現されており、完成時には全長約141mmとなります。

【ピアッジョ・ペグナ P.c.7諸元】
●乗員:1名
●全長:8.86m
●全幅:6.76m
●全備重量:1,682kg
●最大速度(予測):600~700km/h
●動力:1000馬力級イソッタ
●フラキーニ液冷V12気筒エンジンx1