──`東海型`と称された153系・冷改車を製品化

【実車ガイド】
●153系は1958年に登場した直流急行形電車です
●登場時は非冷房車でしたが後に冷房化改造が行われました
●先頭車は低運転台の0番代と高運転台の500番代が存在し異なる形態でバリエーションが楽しめました
●食堂車やグリーン車を含む長大編成で運行される列車が多数存在しヘッドマークも掲示されていました
●サロ152形グリーン車は後年 近郊形への編入などによりサロ165形やサロ163形が連結されていました
●ビュッフェと普通座席の合造車であるサハシ153形は後年座席側にも冷房が取り付けられ全室冷房化後は主に山陽本線筋の急行列車に使用されていました
●153系は、1958年に80系電車を置き換える目的で登場した直流電車で、新性能電車の101系通勤電車をベースに準急・急行形として開発されました。
●サハ153形はモハ152・153形と同じ車体のモーターが無い不随車で、主に長編成に組み込まれ使用されました。
●製品は、当初よりコンプレッサーと電動発電機を搭載した200番代をイメージした車両を再現しています。

【製品化特徴】
●ハイグレード(HG)仕様
●冷房改造された姿で再現
●165系と異なる側面ドア点検口位置、トイレ洗面所の臭気抜窓を再現
●モーターはモハ153形に搭載し新型モーター採用
●モハ153形の床下は主抵抗器とそれに挟み込まれた電動発電機の特徴的な形状を再現
●クハ153形は低運転台の0番代と高運転台の500番代を再現
●ATS車上子パーツを新規製作、先頭車床下に取付け可能
●前面表示部は印刷済みパーツで「急行」と「(白地)」を付属
●各基本セットに「外房・内房・犬吠・鹿島・水郷」「比叡・鷲羽・ながと」「安芸・山陽・やしろ」の印刷済みヘッドマーク付属
●クハ153形奇数車は先頭部用ジャンパホースを別パーツで再現
●サロ163(サロ165)はグリーンカーマーク・薄緑色の等級帯は印刷済み
●サハシ153形は客室側にも冷房が付けられた後年の姿で再現
●ヘッド・テールライト、前面表示部は常点灯基板装備、ON-OFFスイッチ付
●ヘッド・テールライト・前面表示部は電球色LEDによる点灯・前面表示部はカラープリズム採用で白色に近い色で点灯
●車番は選択式で転写シート付属(基本セット・サロ163(サロ165・帯入り)に付属)
●フライホイール付動力・新集電システム・黒色車輪採用

【付属品】
●ランナーパーツ:流し管

【編成例】
●急行「安房」安房鴨川/「内房」館山/「犬吠」銚子/「鹿島」鹿島神宮(1979年頃)
←新宿・両国   安房鴨川・館山・銚子・鹿島神宮→
クハ153サロ165モハ152モハ153(M)モハ152モハ153(T)クハ153

●急行「東海」(1978年10月~1980年9月)
←静岡   東京→
クハ153モハ152モハ153(T)サロ163サロ163モハ152モハ153(M)サハ153サハ153モハ152モハ153(T)クハ153

●急行「伊豆」伊東・伊豆急下田(1~10号車)/修善寺(11~15号車) (1978年10月~1981年9月)
←伊豆急下田・伊東/修善寺   東京→
クハ153モハ152モハ153(T)サロ165サロ165モハ152モハ153(M)モハ152モハ153(T)クハ153クハ153サハ153モハ152モハ153(M)クハ153

●急行「山陽」 (1973年10月頃)
←広島・岩国・下関   岡山→
クハ153モハ152モハ153(T)サロ165サハシ153モハ152モハ153(M)モハ152モハ153(T)クハ153

太字:基本セット
太字下線部:増結セット
下線部:単品

※基本セットは<98343>153系(冷改車・低運転台)もしくは、<98344>153系(冷改車・高運転台)からお選びください。
※走行させるレイアウトの条件に合わせて、モハ153形(T)に<0649>動力ユニットFW(DT24付)を組み込んで、動力車化してください。

【別売りオプション】
●室内灯:<0733>LC(白色)