【革新のロッキード、その原点に迫る】
●1937年2月のアメリカ陸軍航空隊の要求書に基づき、高速力・重武装・長距離飛行性能を持つ戦闘機として開発。
●約一万機という生産数を誇り、多くのエースパイロットを輩出したのがロッキード社初の制式採用戦闘機P-38ライトニングです。
●速度追求のために過給器付きのV型12気筒エンジンを2基搭載し、エンジンカウル後方に伸びた長いブームを尾翼で繋ぎ、中央胴体にパイロットを乗せるという独特な機体構造を採用。
●初飛行時に675km/hを記録し、優れた上昇力も発揮しました。
●また、機首に12.7mm機銃4挺と20mm機関砲1門を配置した強力な火力も特徴。さらに、長い航続力と爆弾搭載能力の高さから戦闘爆撃機としての任務もこなしました。
●欧州戦線には1942年頃から配備され、戦略爆撃機の主力掩護戦闘機や偵察機としても活躍。
●一方、太平洋戦線にも1942年末頃から投入され、特に1943年の山本五十六長官搭乗機を奇襲したベンジェンス作戦に参加したことでも知られています。
●P-38の誕生以来、時代の最先端を行く独創の軍用機を生み出し続けるロッキード社の革新的な設計思想、その原点となった機体をあなたの手でじっくり味わってください。

【模型要目】
●1/48スケールのプラスチックモデル組立キットです。
●全長240mm、全幅330mm。
●独特の機体形状を実機取材により忠実に再現。
●スリムなエンジンカウリング、前縁にインタークーラーを内蔵した主翼、曲面構成の第1風防など初期型の特徴を余すことなくモデル化。
●前脚収納庫と一体化した主桁部品を用意し、主翼の強度と正確な上反角を実現。
●F型、G型を選んで組み立てられるコンバーチブルキット。
●風防は開閉選択式。
●横に開くF型、縦に開くG型それぞれ専用の第2風防部品を用意。
●特徴的な操縦輪をはじめ、照準器の後ろに配置された防弾ガラスや操縦室後ろの無線機類などコクピットも立体感ある仕上がり。
●機体後部は一体化した水平尾翼を差し込み、方向舵部品で固定。組み立てやすさと尾翼のアライメントの正確性を両立。
●前脚、主脚柱のシリンダー部は箔押しデカールを使用。
●4挺の12.7mm機銃と20mm機関砲を装備したスマートな機首形状も見どころ。
●展示中の安定性を高めるウェイト付き。
●着座姿勢の人形1体、2種類のマーキング、実機解説書付き。
※写真はキットを組み立て、塗装したものです。